梅林山天澤院 


 寺社の種類:曹洞宗の寺院
 創建の時期:慶長8年(1603年)、開基:天江東岳(天正18年1590年寂)
 本尊:釈迦如来
 札所:奥多摩新四国霊場八十八ヶ所13番
 所在地:東京都青梅市梅郷4丁目586-1
 訪問日:2022年9月21日

 

吉野梅郷の観梅通りに祀られた曹洞宗の寺院です。天江東岳(天正18年1590年寂)を開山として慶長8年(1603年)に創建したと言います。

石段にはお願い地蔵の奉納旗、お地蔵さんの足元には小さなお願い地蔵が祀られています。

石段にお願い地蔵の奉納旗
地蔵堂にお願い地蔵
本堂に梅林山の扁額
境内に牛石
大師堂

ヒガンバナやシモバシラの花が咲く境内、草に埋もれそうに牛石が祀られていました。

 

 曹洞宗(そうどうしゅう)

禅宗の一派。中国の禅宗第六祖慧能の法系である洞山良价 (807~869年) を祖とする。中国禅宗五家七宗の一つ。鎌倉時代に道元が入宋して伝えた。福井県の永平寺と神奈川県の総持寺とを大本山とする。

 

 釈迦(しゃか)釈迦如来(しゃかにょらい)

仏教の開祖。世界4聖の一人。ネパール南部の釈迦族の王子として紀元前6から前5世紀に生まれる。苦行ののち悟りをひらきインド各地で布教して80歳で没したとされる。

はじめは実在の釈迦をさしたが入滅後、超人化・神格化されて信仰・崇拝の対象となる。日本には6世紀、百済からその教えがつたわった。

 

 道元(どうげん)・承陽大師

鎌倉時代の仏僧。曹洞宗の開祖。内大臣久我通親の子。幼くして比叡山に上ったがその教学に疑問をもち、栄西について禅を学び1223年明全(みょうぜん)とともに入宋した。天童山で如浄の印可を受け1228年帰国した。

 

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