東光寺の隣にある臨済宗円覚寺派の寺院です。関東十刹に列せられ、鎌倉幕府・室町幕府による禅宗保護の政策により発展し、深沢周辺に広大な寺域をもっていました。寺分という地名は大慶寺の寺域に由来しています。
北条早雲や上杉謙信の鎌倉侵攻などにより荒廃し江戸時代後期には廃絶したと伝えられています。現在の大慶寺は昭和19年(1943年)塔頭であっ法外庵を改称したものと言います。
仏教の開祖。世界4聖の一人。ネパール南部の釈迦族の王子として紀元前6から前5世紀に生まれる。苦行ののち悟りをひらきインド各地で布教して80歳で没したとされる。
はじめは実在の釈迦をさしたが入滅後、超人化・神格化されて信仰・崇拝の対象となる。日本には6世紀、百済からその教えがつたわった。