藻縁山観音寺 


 寺社の種類:浄土宗のお寺
 創建の時期:明治3年(1870年)
 本尊:阿弥陀如来
 札所:-
 所在地:北海道札幌市中央区旭ケ丘5丁目6?42
 訪問日:2020年10月21日

 

藻岩山登山道の一つ、慈恵会病院口近くに祀られた浄土宗のお寺です。

観音寺のホームページによると明治14年、東京重願寺の大谷玄超上人は札幌に浄土宗新善光寺を開山しました。住民から霊峰として畏敬されていた藻岩山に西国三十三観音像の安置を思い立ち檀信徒の協力奉仕により登山道を開設しました。明治34年には2代目住職林玄松上により登山道に観音像を安置、山麓には観音堂を建立しました。

観音寺の山門
山門周辺に石仏
三十三観音1番の観音様
境内に鐘楼
境内に観音様
観音堂

昭和7年、荒廃していた無住の観音堂に中田松念尼が入り今の観音寺の母体になったとされています。

お釈迦様が祀られる本堂
紅葉の境内
知恩殿
境内の石仏
境内の石仏
三面地蔵
観音寺の駐車場
藻岩山山頂に奥の院
奥の院
奥の院の内部
奥の院の案内板

紅葉の真っ最中、藻岩山のハイキングコースはたくさんの人で溢れています。観音寺の駐車場もたくさんお車で一杯でした。

 

関連記録・コース

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗浄土真宗時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 法然(ほうねん)・円光大師・黒谷上人

鎌倉初期の僧。浄土宗の開祖。1147年比叡山で源光の門に入り天台を学んだ。1150年教学などに対する疑問を生じ西塔黒谷の叡空のもとに隠棲し、法然房源空と称した。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 浄土真宗(じょうどしんしゅう)

法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。

 

 時宗(じしゅう)遊行宗(ゆぎょうしゅう)

日本仏教の一宗派。念仏系の宗派で1276年一遍(いっぺん)が開いた。阿弥陀経を根本経典とし経中の臨命終時の言葉を宗の名とした。

 

TAG:藻岩山 2020.10.21、藻岩山 2013.7.8
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