氷川神社 


 寺社の種類:神社
 創建の時期:応永年間(1394~1427年)
 ご祭神:素盞鳴尊
 社殿の様式:-
 所在地:東京都八王子市高尾町2258番
 訪問日:2019年9月20日

 

京王線高尾山口駅近くに祀られた神社です。現地の由緒書きによると片倉城主毛利備中守師親が武蔵一の宮の氷川神社を勧請した神社です。寛文2年(1662年)に再建造営され高尾の総鎮守となりました。

参道に氷川神社の鳥居
境内の由緒書き
参道の御手水場
境内の神木は台風で倒木
石段の上に拝殿
氷川神社の拝殿
軒には千社札

ご祭神である素盞鳴尊は、生贄にされそうになった奇稲田姫命を櫛に変えて髪に挿しヤマタノオロチを退治、後にお妃に迎えたとされています。縁結び、五穀豊穣、開運、登山安全、厄除けのご神徳があると伝えられています。

 

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

 伊弉諾尊・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。

黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。

 

 伊弉冉尊・伊邪那美命(いざなみのみこと)

古事記に登場する神で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と結婚し、国生みと神生みを行った女神。火神を生んで死に黄泉国(よもつくに)を支配する黄泉大神となりました。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

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