築地本願寺 


 寺社の種類:浄土真宗本願寺派
 創建の時期:元和3年(1617年)、開基:准如
 本尊:阿弥陀如来
 札所:-
 所在地:東京都中央区築地三丁目15番1号
 訪問日:2019年6月20月

 

築地本願寺は浄土真宗本願寺派の直轄寺院で、首都圏における開教活動を担う関東最大の念仏道場です。

築地本願寺の本堂
築地本願寺の本堂

元和3年(1617年)、京都西本願寺の別院として建立されました。浅草横山町にあったことから江戸浅草御堂と呼ばれていましたが明暦の大火により焼失しました。

大きな本堂の内部
大きな本堂の内部
御手水場
境内に並ぶ石碑
境内の供養塔
間新六供養塔
陸上交通殉難者之追悼碑
台湾物故者の碑
親鸞聖人像
親鸞聖人の案内板

延宝7年(1679年)海を埋め立てて地を築きに再建され築地御坊と呼ばれるようになりました。大正12年(1923年)の関東大震災にともなう火災により焼失したため、建築家の伊東忠太氏の設計により古代インド仏教様式の外観で昭和9年(1934年)に現本堂が落成しました。

 浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)(浄土真宗西本願寺派)

日本仏教の一宗派。浄土真宗の宗派の1つで本願寺(西本願寺)を本山とする。浄土真宗は第12世准如の時、長兄教如が徳川家康の援助で東本願寺を建てたため本願寺は東西両本願寺に分かれた。1981年6月、東本願寺派を真宗大谷派、西本願寺派を真宗本願寺派と改めた。

 

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗浄土真宗時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 浄土真宗(じょうどしんしゅう)

法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。

 

 時宗(じしゅう)遊行宗(ゆぎょうしゅう)

日本仏教の一宗派。念仏系の宗派で1276年一遍(いっぺん)が開いた。阿弥陀経を根本経典とし経中の臨命終時の言葉を宗の名とした。

 

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