上粕屋神社(山王社) 


 寺社の種類:旧村社
 創建の時期:天平年間(729から749年)
 主祭神:大山咋神、大穴牟遅神、若山咋命
 合祀祭神:伊弉諾命、速玉男命、事解男命、伊弉冊命、菊理姫命、泉道守命、天穂日命、大己貴命、少彦名命、事代主命、三穂津姫命、日本武尊
 札所:-
 本殿の様式:三間社流造
 所在地:神奈川県伊勢原市上粕屋1334
 訪問日:2018年11月26日

 

現地の案内板によると大同弘仁のころ近江の日吉神社を勧請したと伝えられ、また天平年中に僧良弁が勧請したとも伝えられています。

上粕屋神社の入り口
境内に由緒書き
参道の石鳥居
境内の奥に拝殿
境内の鐘楼
上粕屋神社の境内
拝殿
拝殿の天井に千社札
境内に八坂神社

元禄4年、末社殿を再建し山王権現と称していました。明治2年、日枝神社と改められ、その後熊野神社、白山神社を合祀し、上粕屋神社と改めました。

関連記録・コース

 大山咋神(おおやまくいのかみ)

大年神(おおとしかみ)と天知迦流美豆比売(あまちかるみずひめ)との間に生まれた神で、須佐之男命(すさのうのみこと)の孫にあたります。松尾さまの愛称で全国的に崇められる酒づくりの神です。

 

 流造(ながれづくり)

神社建築様式の一つ。屋根の前のほうが長く伸びて向拝をおおい、庇と母屋が同じ流れで葺いてあるのでこの名がある。

正面の柱が2本であれば一間社流造、柱が4本であれば三間社流造という。奈良時代末~平安時代に成立し広く各地に流布しました。

 

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

TAG:太田道灌・日向薬師のみち 2018年11月26日
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