小動山浄泉寺 


 寺社の種類:真言宗の寺院
 創建の時期:(伝)弘仁10年(819年)、開山は弘法大師空海
 本尊:不動明王
 札所:-
 所在地:神奈川県鎌倉市腰越2丁目10-7
 訪問日:2018年10月25日

 

小動神社の向かいある真言宗の寺院です。創建の由来などの詳細は不明だが一説に弘仁10年の建立と言われています。

浄泉寺の山門
山門の手前に廻国供養塔
本堂
浄泉寺の扁額

かつては小動神社の別当寺でした。本尊は左手に剣を持つ秘仏の不動明王でと言います。

本堂の内部
境内に石塔
境内に石仏や供養塔
境内に地蔵堂

境内には石仏や供養塔などもありますが近郊の檀家寺と言った雰囲気のお寺です。

関連記録・コース

 真言宗(しんごんしゅう)

弘法大師空海(774~835)が唐で学んだ密教を教義に平安初期に開いた。大日如来を教主とし、身口意(しんくい)三密の加持力で即身成仏(じょうぶつ)させるのを本旨とする。

 

 不動明王(ふどうみょうおう)

五大明王・八大明王の主尊。悪魔を下し仏道に導きがたいものを畏怖せしめ、煩悩を打ちくだくと言います。

忿怒の姿で火焔の中にあり、右手に剣、左手に索縄を持ち、心の内外の悪魔をはらうとされています。

 

 空海(くうかい)弘法大師(こうぼうだいし)

平安時代の僧。真言宗の開祖。最澄と並ぶ平安仏教の確立者。15歳で母方の伯父阿刀大足(あとのおおたる)について京都へ遊学。延暦23年(804年)入唐し翌々年帰朝。高野山に金剛峰寺を建立し東寺(教王護国寺)を真言道場とした。

 

 大日如来(だいにちにょらい)

真言密教の教主。諸仏、諸菩薩の根元をなす理智体で宇宙の実相を仏格化した根本仏とされる。智徳の表現が金剛界大日、理徳の表現が胎蔵界大日とされ、天台宗では大日如来と釈迦如来は法身、応身で同体とし、真言宗では釈迦如来は顕教の教主とみて異体とする。

 

TAG:稲村ケ崎・磯づたいのみち 2018年11月1日
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