笠間稲荷神社 


 寺社の種類:旧村社、神社本庁の別表神社
 創建の時期:白雉2年(651年)と伝えられる
 主祭神:宇迦之御魂命
 社殿の様式:-
 所在地:茨城県笠間市笠間1
 訪問日:2018年8月12日

 

笠間稲荷は伏見稲荷大社とともに日本三大稲荷に数えられる神社です。初詣には毎年80万人の参拝客が訪れる茨城県で最も参拝者数が多い神社です。また笠間の菊祭りで知られる神社で日本で最も古い菊祭りと言われています。

朱塗りの鳥居
笠間稲荷神社の石柱
参道に手水舎
重層入母屋造の楼門

ご祭神は宇迦之御魂命で農業、工業、商業、水産などあらゆる殖産興業の守り神とされています。かつてこの地には胡桃の密林があり稲荷神社が祀られていたことから胡桃下稲荷とも呼ばれていました。

楼門には随神
朱塗りの拝殿
拝殿の神額
聖徳太子を祀る聖徳殿

土産物屋が軒を並べる参道の先には萬世泰平門と呼ばれる楼門があります。重層入母屋造の門は昭和36年尾建物です。楼門をくぐると拝殿、朱塗りの建物は昭和35年に再建された建物です。

聖徳殿の神額
奉納額が掲げられる東門
古い奉納額
参道脇にさざれ石

笠間稲荷の名物は稲荷寿司、お店屋さんによって胡桃下稲荷に因んで胡桃を入れるなど独自の工夫がされているようですが手打ちそばを使った蕎麦稲荷です。最近は持ち帰り専門のお店屋さんが増えたようでした。

境内に絵馬殿
ぶっかけ蕎麦
蕎麦稲荷

 

関連記録・コース

 宇迦御魂命・宇迦之御魂神・倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

古事記、日本書記に登場する神です。須佐之男命と神大市比売の子です。農耕の神、商工業の神、商売繁盛の神としても信仰されていて全国の稲荷神社で祀られています。

 

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

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