高家神社(たかべじんじゃ) 


 寺社の種類:式内社(小)・郷社
 創建の時期:-
 主祭神:磐鹿六雁命、天照皇大神稲荷大神
 本殿の様式:-
 所在地:千葉県南房総市千倉町南朝夷164
 訪問日:2017年11月25日

 

高家神社の由緒書では、磐鹿六雁命の子孫の高橋氏の一部の者が、祖神に縁のある安房国に移り住み氏神として祖神を祀ったされている。料理の祖神を祀る神社として料理関係者や醤油醸造業者などから崇敬される神社です。

駐車場に高家神社の案内板
駐車場に石柱
参道の鳥居
参道に続く石段

茅葺の拝殿は長い石段の参道を登ったところにあります。料理関連の神社らしく境内には包丁塚や石碑などもありました。

御手水場
石段の上に拝殿
茅葺の拝殿
拝殿の内部
拝殿に神額
神輿蔵
拝殿脇に社
拝殿の奥に本殿
包丁塚
結界の中に水道栓

春夏の例大祭や新穀感謝祭では、平安時代の宮中行事を再現した包丁と箸のみで魚をさばく庖丁式が行われると言います。日本料理の伝統をかいま見ることができるところです。

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

 稲荷神(いなりのかみ、いなりしん)、稲荷大明神(いなりだいみょうじん)

本来は穀物・農業の神だが、現在は商工業の神としても信仰されている。京都伏見の伏見稲荷大社が日本各所にある神道上の稲荷神社の総本宮となっている。五穀をつかさどる神、宇迦之御魂大神と同一視されることから、多くの稲荷神社では宇迦之御魂大神を主祭神としている。

 

 伊弉諾尊・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。

黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。

 

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

 邇邇芸命・瓊瓊杵尊・瓊々杵尊・彦火瓊瓊杵・火瓊瓊杵(にぎにぎのみこと)・天津彦彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)

日本神話に登場する神様。天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫。天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)の子。天照大神の命で葦原の中つ国を統治するため、高天原から高千穂峰に天降ったとされる。木花開耶姫(このはなのさくやびめ)を妻とし、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を生んだ。

 

 宇迦御魂命・宇迦之御魂神・倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

古事記、日本書記に登場する神です。須佐之男命と神大市比売の子です。農耕の神、商工業の神、商売繁盛の神としても信仰されていて全国の稲荷神社で祀られています。

 

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