まんだら堂やぐら群 


 観光地の種類:史跡
 所在地:神奈川県逗子市小坪7丁目
 訪問日:2016年12月3日

 

まんだら堂やぐら群は名越切通の近くにある古い遺構です。150とも言われる岩盤をくりぬいたやぐらが残されています。

国の史跡に指定され春、初夏、秋に期間限定公開されています。やぐら群が見渡せる小高い丘の上からはボランティアの方がパンフレットを片手に説明をしてくれました。

小高い丘から眺めるまんだら堂
紅葉に包まれたまんだら堂
まんだら堂やぐら群の案内
五輪塔

かつてここには死者を供養するための曼荼羅堂があったとされていますがその実態は不明と言います。

火葬跡の案内板
五輪塔を収めるやぐら群
やぐら群
石敷遺構に人骨の案内板

やぐらは鎌倉時代中頃から室町時代末期ごろに造られたお墓で、火葬した遺骨を納める穴などの納骨施設があり、供養塔・石仏などが納められています。

やぐら群
平場の遺構の案内板
やぐら群
入口付近のやぐら

ここのやぐらでは火葬の跡なども発掘されまた斬首されたとみられる頭蓋骨も出土しています。集団墓地であり火葬場でありかつ処刑場であったとも考えられているようです。

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TAG:衣張山から獅子舞 2016.12.3
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