出雲大社教祖霊社 


 寺社の種類:神社
 創建の時期:昭和29年(1954年)
 主祭神:-
 本殿の様式:-
 所在地:島根県出雲市大社町杵築東254
 訪問日:2016年8月30日

 

出雲大社教は1873年(明治6年)当時の出雲大社大宮司の千家尊福(せんげたかとみ)が創設した教団です。大国主命を敬仰し全国に多くの協会があるようです。

祖霊神社の石柱
境内に御手水場
御手水場
敬神崇祖、報本追遠の石碑と拝殿

境内の奥には大きな拝殿があります。祖霊社は出雲大社教の信者の祖霊を祀るところで、信者の葬儀も行われていると言います。

拝殿の内部
石燈籠
祖霊社改築記念碑
桜と錨の男たちの碑
銀河隊の碑
銀河隊の碑文

境内には桜と錨の男たちの碑、銀河隊の碑など戦争に関する石碑もありました。

 出雲大社教(いずもおおやしろきょう)

明治15年(1882)出雲神社の大宮司千家尊福(せんけたかとみ)が出雲大社敬神講(いずもたいしゃけいしんこう)をもとにして組織した宗教。大国主神の経国治世の精神と敬神崇祖を説く。

 

 大国主命(おおくにぬしのみこと)大己貴命・大穴牟遅神(おおなむちのみこと)

出雲神話の神。素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子または孫です。少彦名神(すくなびこなのかみ)とともに、中つ国の経営を行っましたが、天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者が来ると国土を献上してみずからは隠退しました。

大黒天と同一視されるようにもなりました。因幡(いなば)の白兎の神話は唱歌にも歌われています。

 

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

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