高明神社 


 寺社の種類:村社
 創建の時期:-
 主祭神:天之御中主尊ほか
 社殿の様式:-
 所在地:東京都あきる野市乙津2119
 訪問日:2015年6月24日

 

かつては光明山の山頂に祀られた神社です。平成3年(1991年)現在地に遷座しました。かつては熊野三社権現と言われ光明寺を別当寺としていました。

高明神社の石柱
境内に小さな社
石鳥意の先に社殿
しめ縄が張られた社殿

光明山はは馬頭刈山から続く尾根上の小さな頂です。暗い山頂には小さな祠や御手水場、石鳥居などが残っています。

登山道に石鳥居
団子木社の石柱
大杉神社
鳥居の先に石段
御手水場
石灯籠
小さな社
関連記録・コース

 熊野権現(くまのごんげん)・熊野三社権現(くまのさんじゃごんげん)・熊野三所権現(くまのさんしょごんげん)

熊野三山に祀られる神であり、本地垂迹思想のもとで権現と呼ばれるようになった。熊野神は各地の神社に勧請されており、熊野神を祀る熊野神社・十二所神社は日本全国に約3千社ある。

本宮の神である家津御子大神(けつみこのおおかみ)には阿弥陀如来、新宮の神である速玉大神(はやたまのおおかみ)には薬師如来、那智の神である牟須美大神(むすびのおおかみ)には千手観音の本地仏があてられている。

 

 高皇産霊尊(たかみむすびのみこと)

天地のはじめに天御中主尊(あめのみなかぬしのみこと)神皇産霊尊(かみむすびのみこと)とともに高天原にあらわれた造化三神の一神。天照大神(あまてらすおおみかみ)とともに高天原を主宰する。

 

 造化三神(ぞうかさんしん)

天地開闢(てんちかいびゃく)のときに高天原に出現し万物生成化育の根源となった三神。天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)神皇産霊神(かみむすひのかみ)高皇産霊尊(たかみむすびのみこと)の三神で性別を持たないとされます。

 

 本地垂迹(ほんちすいじゃく)

菩薩や仏陀がかりに神の姿をとって垂迹するという説、神は権現と呼ばれるようになった。神の正体とされる仏を本地仏と言う。神々に付会される仏は、宗派、信仰、寺院、神社によって異なる。

 

 家津美御子神(けつみみこのかみ)・家都御子神(けつみこのかみ)

熊野本宮大社の祭神。樹木を支配する神とされ素戔嗚尊(すさのおのみこと)の別名ともいわれる。

 

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗、浄土真宗、時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 速玉之男命・速玉雄命(はやたまのお)

日本書紀のみ登場する神様。死んだ伊邪那美命(いざなみのみこと)との別れを決意した伊弉諾命(いざなぎのみこと)が、別れの決意を固くするために唾を吐き口を拭ったときに生まれた神様です。

 

 薬師如来・薬師瑠璃光如来(やくしにょらい)

東方浄瑠璃世界の教主。人々の病患を救うとともに悟りに導くことを誓った仏で医薬の仏として信仰される。右手に施無畏印(せむいいん)を結び、左手に薬壺(やっこ)を持つ。脇侍に日光菩薩と月光菩薩、眷属として十二神将が配される。

 

 千手観音(せんじゅかんのん)・千手千眼観自在菩薩

六観音の一つ。限りない慈悲を表す菩薩で、千の慈悲の眼と千の慈悲の手をそなえ、生ある者を救うという。二七面四二臂の像が一般的。千手千眼観世音。千眼千臂観世音。

 

TAG:大岳山から馬頭刈尾根 2015.6.24
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