常光寺は藤沢七福神の福禄寿を祀るお寺です。本堂は改修工事の最中で足場が組まれ扉は閉ざされていました。
境内には万治2年、寛文9年の大きな庚申塚があります。また近くには六地蔵も祀られていました。
境内の墓地には若人欲了知と書かれた卒塔婆があります。禅宗の施餓鬼甘露門の経典にある「若人欲了知、三世一切仏、応観法界性、一切唯心造・・・」の一説から書かれたのでしょう。梵字が書かれているものが多かったように記憶していましたが・・・
大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗、浄土真宗、時宗などの浄土教宗派が成立した。
阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。
藤沢市にある七福神の札所。藤沢市観光協会が「藤沢七福神めぐり」として主催している。
皇大神宮(恵比寿)、養命寺(布袋)、白旗神社(毘沙門天)、常光寺(福禄寿)、諏訪神社(大黒天)、感応院(寿老人)、龍口寺(毘沙門天)、江島神社(弁財天)
庚申待ち供養塔、主神として青面金剛のほか猿田彦大神、帝釈天、大日如来像が彫られるもの、庚申塔、青面金剛、猿田彦大神などの文字が彫られるものがある。
三猿や鶏、邪鬼、日月などが併せて彫られることが多い。
六道のそれぞれにあって衆生の苦しみを救う6体の地蔵菩薩(ぼさつ)。地獄道の檀陀(だんだ)、餓鬼道の宝珠(ほうじゅ)、畜生道の宝印、修羅道の持地(じじ)、人間道の除蓋障(じょがいしょう)、天道の日光の各地蔵菩薩とするが異説もある。
法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。