記念艦・三笠 


 観光地の種類:史跡
 所在地:神奈川県横須賀市稲岡町82-19
 訪問日:2013年5月1日

 

今も自衛隊やアメリカ海軍の艦艇が母港とする横須賀は海軍の町です。横須賀港の三笠公園にはロシアのバルチック艦隊との間で戦われた日本海海戦で活躍した戦艦三笠があります。

司馬遼太郎の長編歴史小説「坂の上の雲」の主人公の一人秋山真之の活躍もこの船の上で繰り広げられていたのでしょう。

駐車場から眺める三笠の艦尾
記笠の艦尾
艦尾から眺める三笠
三笠の案内板
戦艦大和の主砲弾
30ポンドカノン砲

当時、戦艦の主砲は30cm、日本海海戦では7000m程の距離から砲戦が繰り広げられたと言います。艦内には海戦の経緯を紹介する展示などもありました。有名なT字戦法はこの海戦の勝因の一つと言われていますが展示からはうかがい知ることは難しいようです。

舷側に14cmと8cmの副砲
見上げる後部マスト
三笠の主砲弾
8cm副砲
前部30cm連装砲
上部甲板に大きな煙突

むしろロシア艦隊が対馬海峡を通るか津軽海峡を通るかで秋山真之をはじめとする参謀は苦悩していたようです。その重圧は艦長室やそれに続く会議室に残っているようでした。

露天艦橋から眺める三笠記念公園
振り返る上部甲板
三笠神社
三笠神社
公園から眺める三笠
東郷平八郎の銅像

三笠を目の前にする広場には軍刀を腰にした東郷元帥の銅像が立っていました。

 東郷平八郎(とうごうへいはちろう)

1847~1934年、幕末から明治時代の海軍軍人。大将・元帥。日露戦争では連合艦隊司令長官として日本海海戦を指揮しバルチック艦隊を破った。ロンドン軍縮条約では締結に強硬に反対。

 

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