真壁のひな祭り 


 観光地の種類:古い町並み散策
 所在地:茨城県桜川市真壁町
 訪問日:2012年2月29日

 

真壁は真壁氏が真壁城を築いたところです。佐竹氏の家臣となった真壁氏が出和国秋田に移った後、慶長11年(1606年)、豊臣政権の五奉行筆頭であった浅井長政が隠居料として真壁5万石を拝領して真壁藩を立藩したところです。

地元で産出する真壁御影石による石材加工業と農業が盛んな町で、市街地には国の登録有形文化財建造物が100以上もあると言います。

民家の軒先にひな人形
明治元年の古いひな人形
昭和11年頃の内裏雛
昭和11年頃のひな人形
震災で壊れた土蔵
ひな人形
ひな人形の脇に吊るし雛
江戸・明治・大正のひな人形
昭和初期のひな人形
ひな人形

2月末から3月に開催される真壁のひな祭りでは、江戸から明治、大正、昭和、平成までのひな人形、手作りのつるし雛などが古い民家の軒先などに飾られています。

伊勢屋旅館のひな人形
造り酒屋も震災の被害
ひな人形
玉水の宴でしょうか
ひな人形
ひな人形
土蔵の階段にもひな人形
ひな人形

ここを訪れたのは2月の末。ひな祭りもすぐと言う季節にもかかわらず町は白い雪に包まれています。平日と言うこともあり、訪れる人はあまり多くありません。昨年の震災で壊れかけた土像も多いようで、中にはまだブルーシートが架けられているものもありました。

 浅井長政(あさいながまさ)

1545~1573年、戦国時代の武将。近江国小谷城主。織田信長の妹お市をめとり勢力を増したが、のち朝倉義景と結んで信長に敵対。1570年姉川の戦いに大敗し、1573年小谷城で自刃。

 

 織田信長(おだのぶなが)

1534~1582年、戦国・安土桃山時代の武将。織田信秀の子。桶狭間に今川義元を討って尾張一国を統一。京都に上って比叡山を焼き、浅井氏・朝倉氏を破り、将軍足利義昭(あしかがよしあき)を追放、武田勝頼を三河の長篠に破った。中国出陣の途中、京都本能寺で明智光秀の謀反にあった。

 

 朝倉義景(あさくらよしかげ)

1533~1573年、戦国大名。織田信長としばしば交戦、姉川の戦いで大敗。のち信長に一乗谷を攻撃されて自殺、朝倉氏は滅亡した。

 

 姉川の戦(あねがわのたたかい)

1570年6月、姉川流域で、織田信長・徳川家康の連合軍が浅井長政朝倉義景の連合軍を破った戦い。

 

 訪問者数 今月:5件
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