四国八十八ヶ所第47番 熊野山 八坂寺(くまのさん やさかじ) 


 寺社の種類:真言宗醍醐派
 創建の時期:701年(大宝元年)、役行者文武天皇(勅願)と伝えられる
 本尊:阿弥陀如来
 所在地:愛媛県松山市浄瑠璃町八坂773
 訪問日:2011年10月22日

 

八坂寺もまたのどかな田園地帯の中のお寺です。このお寺は修験道の開祖、円小角が開基と言われる寺で熊野権現十二社権現を祀る修験道の根本道場として栄えたと言います。

火災などにより寺の規模は縮小し、現在のお寺は熊野大権現と十二社権現が祀られた宮跡と言います。

八坂寺の本堂
八坂寺の大師堂

本堂はコンクリート造りの新しいもので、地下には全国の信者から奉納された8000体の阿弥陀像が安置されていました。

閻魔堂
不動明王像

本堂と大師堂の間には小さな閻魔堂があります。その脇にある小さなトンネルの壁には地獄と極楽の様子が描かれていると言いますが、見てくることは出来ませんでした。

関連記録・コース

 真言宗醍醐派(しんごんしゅうだいごは)

真言宗の一派。古義真言宗に属する。総本山は醍醐寺。修験道の一派、当山派の中心でもある。

 

 文武天皇(もんむてんのう)

第42代天皇(在位:697年8月1日~707年6月15日)天武天皇持統天皇の孫。草壁皇子の第一皇子。大宝律令を制定。万葉集、懐風藻に入集した。陵墓は奈良県高市郡明日香村栗原の檜隈安古岡上陵。

 

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗浄土真宗時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 四国八十八ヶ所四国巡礼(しこくじゅんれい)

四国にある弘法大師ゆかりの88か所の寺院の総称で、四国霊場の最も代表的な札所である。

1番 霊山寺、2番 極楽寺、3番 金泉寺、4番 大日寺、5番 地蔵寺、6番 安楽寺、7番 十楽寺、8番 熊谷寺、9番 法輪寺、10番 切幡寺、11番 藤井寺、12番 焼山寺、13番 大日寺、14番 常楽寺、15番 国分寺、16番 観音寺、17番 井戸寺、18番 恩山寺、19番 立江寺、20番 鶴林寺、21番 太龍寺、22番 平等寺、23番 薬王寺、24番 最御崎寺、25番 津照寺、26番 金剛頂寺、27番 神峯寺、28番 大日寺、29番 国分寺、30番 善楽寺、31番 竹林寺、32番 禅師峰寺、33番 雪蹊寺、34番 種間寺、35番 清滝寺、36番 青龍寺、37番 岩本寺、38番 金剛福寺、39番 延光寺、40番 観自在寺、41番 龍光寺、42番 仏木寺、43番 明石寺、44番 大寶寺、45番 岩屋寺、46番 浄瑠璃寺、47番 八坂寺、48番 西林寺、49番 浄土寺、50番 繁多寺、51番 石手寺、52番 太山寺、53番 円明寺、54番 延命寺、55番 南光坊、56番 泰山寺、57番 栄福寺、58番 仙遊寺、59番 国分寺、60番 横峰寺、61番 香園寺、62番 宝寿寺、63番 吉祥寺、64番 前神寺、65番 三角寺、66番 雲辺寺、67番 大興寺、68番 神恵院、69番 観音寺、70番 本山寺、71番 弥谷寺、72番 曼荼羅寺、73番 出釈迦寺、74番 甲山寺、75番 善通寺、76番 金倉寺、77番 道隆寺、78番 郷照寺、79番 天皇寺、80番 国分寺、81番 白峯寺、82番 根香寺、83番 一宮寺、84番 屋島寺、85番 八栗寺、86番 志度寺、87番 長尾寺、88番 大窪寺

 

 熊野権現(くまのごんげん)・熊野三社権現(くまのさんじゃごんげん)・熊野三所権現(くまのさんしょごんげん)

熊野三山に祀られる神であり、本地垂迹思想のもとで権現と呼ばれるようになった。熊野神は各地の神社に勧請されており、熊野神を祀る熊野神社・十二所神社は日本全国に約3千社ある。

本宮の神である家津御子大神(けつみこのおおかみ)には阿弥陀如来、新宮の神である速玉大神(はやたまのおおかみ)には薬師如来、那智の神である牟須美大神(むすびのおおかみ)には千手観音の本地仏があてられている。

 

 十二所権現(じゅうにしょごんげん)

熊野三社に祭る12の権現。三所権現、五所王子(小守の宮・児の宮・聖の宮・禅師の宮・若王子)、四所明神(一万の宮または十万の宮・勧請十五所・飛行夜叉・米持金剛童子)

 

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗浄土真宗時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 天武天皇(てんむてんのう)大海人皇子(おおあまのおうじ)、天渟中原瀛真人(あまのぬなはらおきのまひと)

第40代天皇(在位:673年2月27日~686年9月9日)舒明天皇第三皇子。天智天皇の皇太子となったが、天皇の死に際し吉野に退去。672年挙兵して大友皇子を破り、飛鳥浄御原(あすかきよみはら)に即位。国史の撰修に着手、八色姓(やくさのかばね)を制定し律令体制を推進した。陵墓は奈良県高市郡明日香村野口の檜隈大内陵。

 

 持統天皇(じとうてんのう)、高天原広野姫(たかまのはらひろのひめ)

第41代天皇(在位:686年9月9日~697年8月1日)天武天皇の皇后。女帝。天武天皇の死後政務に携わり、皇太子草壁皇子の病死で即位。697年、文武天皇に譲位後は太上天皇として政務をみる。都は藤原宮。陵墓は奈良県高市郡明日香村野口の檜隈大内陵。

 

 大宝律令(たいほうりつりょう)

日本古代の基本法典。701年(大宝1)制定。刑部(おさかべ)親王・藤原不比等らの撰。七世紀以来の諸制度の法的整備を示し国家の基本法となった。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 浄土真宗(じょうどしんしゅう)

法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。

 

 時宗(じしゅう)遊行宗(ゆぎょうしゅう)

日本仏教の一宗派。念仏系の宗派で1276年一遍(いっぺん)が開いた。阿弥陀経を根本経典とし経中の臨命終時の言葉を宗の名とした。

 

 空海(くうかい)弘法大師(こうぼうだいし)

平安時代の僧。真言宗の開祖。最澄と並ぶ平安仏教の確立者。15歳で母方の伯父阿刀大足(あとのおおたる)について京都へ遊学。延暦23年(804年)入唐し翌々年帰朝。高野山に金剛峰寺を建立し東寺(教王護国寺)を真言道場とした。

 

 本地垂迹(ほんちすいじゃく)

菩薩や仏陀がかりに神の姿をとって垂迹するという説、神は権現と呼ばれるようになった。神の正体とされる仏を本地仏と言う。神々に付会される仏は、宗派、信仰、寺院、神社によって異なる。

 

 家津美御子神(けつみみこのかみ)・家都御子神(けつみこのかみ)

熊野本宮大社の祭神。樹木を支配する神とされ素戔嗚尊(すさのおのみこと)の別名ともいわれる。

 

 阿弥陀如来(あみだにょらい)

大乗仏教の仏。西方の極楽浄土の教主で生あるものすべてをすくう仏様。念仏により浄土に往生できるという阿弥陀信仰が鎌倉時代にさかんになり、浄土宗浄土真宗時宗などの浄土教宗派が成立した。

阿弥陀如来像は質素な形で如来の通相と呼ばれる姿をしています。小指を除く三指と親指で輪にした九品来迎印(くぼんらいごういん)を結んでいるのが特徴です。

 

 速玉之男命・速玉雄命(はやたまのお)

日本書紀のみ登場する神様。死んだ伊邪那美命(いざなみのみこと)との別れを決意した伊弉諾命(いざなぎのみこと)が、別れの決意を固くするために唾を吐き口を拭ったときに生まれた神様です。

 

 薬師如来・薬師瑠璃光如来(やくしにょらい)

東方浄瑠璃世界の教主。人々の病患を救うとともに悟りに導くことを誓った仏で医薬の仏として信仰される。右手に施無畏印(せむいいん)を結び、左手に薬壺(やっこ)を持つ。脇侍に日光菩薩と月光菩薩、眷属として十二神将が配される。

 

 千手観音(せんじゅかんのん)・千手千眼観自在菩薩

六観音の一つ。限りない慈悲を表す菩薩で、千の慈悲の眼と千の慈悲の手をそなえ、生ある者を救うという。二七面四二臂の像が一般的。千手千眼観世音。千眼千臂観世音。

 

 浄土宗(じょうどしゅう)

法然上人を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、観無量寿経を重視して専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

 

 浄土真宗(じょうどしんしゅう)

法然上人の弟子の親鸞上人を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。門徒宗、一向宗とも呼ばれます。

 

 時宗(じしゅう)遊行宗(ゆぎょうしゅう)

日本仏教の一宗派。念仏系の宗派で1276年一遍(いっぺん)が開いた。阿弥陀経を根本経典とし経中の臨命終時の言葉を宗の名とした。

 

77番道隆寺 11.10.2576番金倉寺 11.10.2575番善通寺 11.10.2574番甲山寺 11.10.2573番出釈迦寺 11.10.2572番曼荼羅寺 11.10.2571番弥谷寺 11.10.2570番本山寺 11.10.2469番観音寺 11.10.2468番神恵院 11.10.2467番大興寺 11.10.2466番雲辺寺 11.10.2465番三角寺 11.10.2460番横峰寺 11.10.2464番前神寺 11.10.2363番吉祥寺 11.10.2362番宝寿寺 11.10.2361番香園寺 11.10.2359番国分寺 11.10.2358番仙遊寺 11.10.2357番栄福寺 11.10.2356番泰山寺 11.10.2355番南光坊 11.10.2354番延命寺 11.10.2345番岩屋寺 11.10.2244番大寶寺 11.10.2246番浄瑠璃寺 11.10.22番外文殊院 11.10.2248番西林寺 11.10.2249番浄土寺 11.10.2250番繁多寺 11.10.2251番石手寺 11.10.2253番圓明寺 11.10.2152番太山寺 11.10.2143番明石寺 11.10.2142番佛木寺 11.10.2141番龍光寺 11.10.2140番観自在寺 11.10.2039番延光寺 11.10.2038番金剛福寺 11.10.2037番岩本寺 11.10.2036番青龍寺 11.5.2835番清瀧寺 11.5.2834番種間寺 11.5.2733番雪蹊寺 11.5.2732番禅師峰寺 11.5.2731番竹林寺 11.5.2730番善楽寺 11.5.2729番国分寺 11.5.2728番大日寺 11.5.2727番神峯寺 11.5.2626番金剛頂寺 11.5.2625番津照寺 11.5.2624番最御崎寺 11.5.2623番薬王寺 11.5.2622番平等寺 11.5.2621番太龍寺 11.5.2420番鶴林寺 11.5.2419番立江寺 11.5.2418番恩山寺 11.5.2417番井戸寺 11.5.2416番観音寺 11.5.2415番国分寺 11.5.2414番常楽寺 11.5.2413番大日寺 11.5.2412番焼山寺 11.5.2311番藤井寺 11.5.2310番切幡寺 11.5.239番法輪寺 11.5.238番熊谷寺 11.5.237番十楽寺 11.5.236番安楽寺 11.5.225番地蔵寺 11.5.224番大日寺 11.5.223番金泉寺 11.5.222番極楽寺 11.5.221番霊山寺 11.5.22
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