名胡桃城 


 城郭の種類:山城
 築城の時期:明応元年(1492年)
 廃城の時期:-
 主な城主:沼田氏、真田氏
 所在地:群馬県利根郡みなかみ町
 訪問日:2010年9月10日

 

名胡桃城は利根川上流の右岸断崖部に位置し、川を挟んで南東に位置する明徳寺城と対峙する山城です。北条氏が滅亡する小田原の役のきっかけとなったことでも知られる城です。

名胡桃城の案内板
広い三ノ丸曲輪

国道17号線の道端に名胡桃城の大きな案内が掲げられています。般若丸跡という駐車場に車を停め案内板に従い二ノ丸、三ノ丸の大きな曲輪へ。空掘を渡ると中央に大きな石碑の建つ本丸です。

本丸の虎口
大きな石碑の建つ本丸

本丸の先には笹曲輪や袖曲輪があります。袖曲輪に立つと目の前には利根川の流れ、その先に広がる稜線は上州三峰山の頂です。

袖曲輪の先に上州三峰の稜線
般若丸跡は駐車場になっています

真田氏と対峙していた北條方の明徳寺城は上州三峰山の山裾にあるようです。

 小田原征伐(おだわらせいばつ)・小田原攻め(おだわらぜめ)北条征伐(ほうじょうせいばつ)

1590年豊臣秀吉が天下統一のため小田原の北条氏(後北条氏)を滅ぼした戦い。秀吉は兵農分離による組織化された軍事力と強力な物量作戦を展開し、関東の北条氏の支城を次々と落とし本城小田原城を3ヵ月余にわたり攻囲・降伏させた。

 

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