西国観音霊場29番 青葉山松尾寺 


 寺社の種類:真言宗醍醐派のお寺
 創建:(伝)慶雲5年(708年)、開基:(伝)威光上人
 所在地:京都府舞鶴市松尾532
 訪問日:2007年5月13日

 

中国から渡来した威光上人がここに草庵を結び馬頭観音像を安置したのが創始とされている古刹で、西国観音霊場で馬頭観音を本尊とするただ一つのお寺です。

仁王門をくぐると目の前に大きな本堂が建っています。境内には本尊の馬頭観音に因んで馬のブロンズ像もありましたが尻尾が途中で折れていました。

青葉山の偏額が掲げられる山門
仁王像
仁王像
境内の先に本堂
境内に宝塔
弘法大師像が祀られています

本堂で参拝したのち土産物屋に売っていた人生訓をGet。良寛さんの教えや人生往来手形などなど。

境内に立つお地蔵さん
鐘楼
心霊閣は位牌堂
心霊閣
本堂
馬頭観音の大提灯がかかる本堂

このお寺の山号は青葉山。青葉山は福井県と京都府の県境に位置する標高700mに満たない山です。山頂からは若狭湾が一望できる好展望の山ですが梯子や鎖場もある急な登りが続くと言います。

古い偏額が掲げられています
馬のブロンズ像
手水所と本堂
赤い屋根の納経所

山頂から降りてきた小母さんは地元の人のようで登山道の話を教えてくれましたが、これから山頂を目指すのは少し時間的に無理がありそうです。

関連記録・コース

 真言宗醍醐派(しんごんしゅうだいごは)

真言宗の一派。古義真言宗に属する。総本山は醍醐寺。修験道の一派、当山派の中心でもある。

 

 馬頭観音(ばとうかんのん)

六観音・八大明王の一つ。人身馬頭、または宝冠に馬頭をいただき、憤怒の相をした観世音菩薩。江戸時代、馬の守護神として民間に広く信仰された。

 

 西国三十三観音霊場・西国三十三ヶ所

近畿地方を中心に散在する33ケ所の観音霊場。花山法皇の巡礼を創始とすると伝えられる。室町時代から民間人の参拝が増え、江戸時代に盛んとなった。

 

 馬頭観音(ばとうかんのん)

六観音・八大明王の一つ。人身馬頭、または宝冠に馬頭をいただき、憤怒の相をした観世音菩薩。江戸時代、馬の守護神として民間に広く信仰された。

 

 六観音(ろくかんのん)

六観音は六道輪廻の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれたもの。地獄道 - 聖観音、餓鬼道 - 千手観音、畜生道 - 馬頭観音、修羅道 - 十一面観音、人道 - 准胝観音、天道 - 如意輪観音とされる。天台系では准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とする。

 

 六観音(ろくかんのん)

六観音は六道輪廻の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれたもの。地獄道 - 聖観音、餓鬼道 - 千手観音、畜生道 - 馬頭観音、修羅道 - 十一面観音、人道 - 准胝観音、天道 - 如意輪観音とされる。天台系では准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とする。

 

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