のどかな小出川の河川敷を進むと小出七福神の恵比寿天を祀った来迎寺です。
新編相摸国風土記稿には「芹沢山と号す、浄土宗増上寺末、本尊阿弥陀」と記載されているお寺です。
開山は永禄七年(1564年)に没した然誉禅芳と伝えられているので、中世後期の創建と思われます。
仏教の開祖。世界4聖の一人。ネパール南部の釈迦族の王子として紀元前6から前5世紀に生まれる。苦行ののち悟りをひらきインド各地で布教して80歳で没したとされる。
はじめは実在の釈迦をさしたが入滅後、超人化・神格化されて信仰・崇拝の対象となる。日本には6世紀、百済からその教えがつたわった。