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あの頂を越えて

山行記録

~山頂からの展望、出会った花などの記録~

あの頂を越えて

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~山行記録:山頂の展望、出会った花~

 雁ヶ腹摺山からシオジの森〜コメツガと苔のふみ跡をたどり〜 


標高
雁ヶ腹摺山 1874m、大樺ノ頭 1776.6m
山域
中央線沿線
登山日
2017年5月16日(火)、うす曇り、22℃
歩行時間
行動時間 5:25、歩行時間 4:35
歩行距離
9.1km
標高差
310m
累積標高差
+945m、-945m
登山口
mapon大峠
交通機関
 大峠
登山コース
大峠〜雁ヶ腹摺山〜大樺ノ頭〜シオジの森(お弁当広場の分岐)〜長沢分岐〜大峠
コースmap
雁ヶ腹摺山・シオジの森   
雁ヶ腹摺山・シオジの森
GPSをクリックするとGPSLogをダウンロード、表示をクリックすると山行コースを表示します。
緯度: 経度:

GpsLogは電波状態が悪く一部欠測しています。

山行の記録

 コースタイム

大峠10:30〜雁腹摺山11:20/35〜大樺ノ頭12:30/55〜シオジの森(お弁当広場の分岐)14:00〜長沢分岐14:00〜1540m付近14:50/15:00〜大峠15:55

 

 大峠〜雁ヶ腹摺山〜大樺ノ頭

大峠の近くには雁が腹を擦りながら渡って行く山として名付けられた雁ヶ腹摺山があります。ここは旧500円札の裏面に描かれた富士山展望の山として知られるところです。

またこの近くにはシオジの天然林としては日本一と言われる小金沢シオジの森があります。シオジは山地の岩がちな沢沿いに生えるモクセイ科の落葉高木で、木目が美しいことなどから建築の内装材などに利用されると言います。

たどり着いた大峠の駐車場には数台の車が停まっています。ここは雁ヶ腹摺山のほか黒岳の登山口ともなっているようです。黒岳へは1時間ほどかすでに黒岳から下ってくる夫婦連れもいました。

大峠に駐車スペース
雁ヶ腹摺山の登山口
沢には御硯水
芽吹きが始まったばかりの登山道

登山口からはまだ芽吹きも浅い登山道が始まります。緩やかに登って行く登山道には小さな沢、崩壊が進んでいる所もあるようで道が分かれていました。

登山道はジグザグを切りながら山肌を登って行きます。道には桜の花弁が彼方此方に、すでに花は終わっっているようで見上げる梢にサクラの花を見付けることはできませんでした。

崩壊地は道が分かれています
沢には長い木の橋が
桜の花弁が落ちる斜面を登り
パワースポットという神奈備石

やがて登山道脇にパワースポットと言う神奈備石、自然石とは思えぬ岩はまさに神が宿る岩と言えるようです。

シラカバの林をひと登りすると山頂直下の草原にたどり着きます。右手に姥子山への道を分けると500円札の案内板が建つ山頂です。ここは山梨百名山の頂、また大月市が選んだ秀麗富嶽十二景の頂です。三ツ峠山の上にそびえる富士山が一望できるところですが立ち込めるガスの中にその姿を見付けることはできません。

山頂直下は広い草原
雁ヶ腹摺山の山頂
旧500円札の裏側
大樺ノ頭への道を

山頂からは大樺ノ頭へと向かうことにします。山頂の先は芽吹き始めたカラマツ林です。木立の間からは黒岳から続く枝尾根、左手にはかすかに白谷ヶ丸の禿げた頭が見えていました。

急坂を下ると奥秩父を思わせるコメツガと苔の稜線歩きです。まだ芽吹きも浅い稜線には目立った花を見付けることはできません。それでも登山道わきにタチツボスミレやミヤマスミレが咲いていました。

唐松の芽吹きの先に黒岳からの稜線
唐松の芽吹きの中を下って
奥秩父の雰囲気を感じさせる稜線
展望が効かない大樺ノ頭

緩やかにコブを拾いながらコメツガの稜線をたどって行きます。小さな岩場を登ると木立に覆われた大樺ノ頭にたどり着きました。

展望が効かない山頂には三角点があります。左へ下る道はシオジの森へと続く道、右手には大峰へと続く道が分かれています。しかし下山後の交通の便はかなり難しそうなところのようです。

 大樺ノ頭〜シオジの森(お弁当広場の分岐)〜長沢分岐〜大峠

山頂直下で少し遅いお弁当をとったのちシオジの森へと下ることにします。コメツガの林の中を下って行く尾根道はふみ跡も薄く道標もありません。所々に現れる赤テープがあるだけですが尾根筋を外さなければ間違いそうなところはありません。

コメツガの林の中を下って
ふみ跡も薄い尾根道
カラマツ林の尾根道を下り
シオジの大木

やがてカラマツやアセビなどの中を下って行くとお弁当広葉の分岐にたどり着きました。この周辺はシオジの天然林です。今が黄緑色の若葉の季節、案内板によると7月には沢沿いに実生のシオジが芽を出すと言います。

落ち葉の中の階段を下って行く道はシオジの森入り口へと下って行く道、左手の階段を登て行く道は直接長沢分岐へと登って行く道です。

出発が遅れたこともあり少し時間も遅いようです。我々は長沢分岐への道をたどることにしました。

周辺は若葉色に包まれたシオジの群生です。まっすぐに伸びた灰白色の木肌が特徴のようで丹沢などにもあるようです。昨年、堂平で出会った森林保護の作業をしていた人がシオジやブナの種を集めていたと話していたのが記憶に残っています。

お弁当広場の分岐
古い道は通行止め
シオジの森
萌黄色の斜面を緩やかに登り

登山道は若葉色の山肌を緩やかに登って行きます。ミヤコザサの斜面に続くふみ跡は長沢の分岐へ、右手にはシオジの森へと下って行く周遊散策路が分かれています。

ここからも山肌に縫うように緩やかな登りが続いています。幾つかの沢を越えながら展望が効かない道を登って行きます。視界が開ける道標の脇で小休止、ガスに包まれた空からポツポツ雨粒が落ちてきましたが降り出すこともありませんでした。

長沢分岐に周遊観察路
長沢分岐に案内板
小さい沢をいくつも越えて
大峠が近づくと道は良く整備されている

やがて真っ白なガスの先に山肌を登ってくる舗装道路が見え隠れすると大峠は目の前です。深い落ち葉を踏みながら小さく下って行くとゲート近くにたどり着きました。

舗装道路に出ました
大峠には車止めのケート

巻き上がる展望は今一つ、それでも奥秩父を感じさせるコメツガの林とシオジの森を歩いた軽い山行でした。

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