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あの頂を越えて

山行記録

~山頂からの展望、出会った花などの記録~

あの頂を越えて

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~山行記録:山頂の展望、出会った花~

 大谷嶺(おおやれい)〜日本三大崩れを登る〜 


標高
大谷嶺 1999.8m
山域
静岡
登山日
2016年11月4日(木)、晴のち曇り、11℃
歩行時間
行動時間7:20、歩行時間5:10
歩行距離
5.5km
標高差
765m
累積標高差
+875m、-875m
登山口
mapon大谷崩れ駐車場
交通機関
 新東名道新静岡ICから36km
登山コース
大谷崩れ駐車場〜新窪乗越〜大谷嶺(往路を戻る)
コースmap
大谷嶺   
大谷嶺
GPSをクリックするとGPSLogをダウンロード、表示をクリックすると山行コースを表示します。
緯度: 経度:

 

山行の記録

 コースタイム

大谷崩れ駐車場9:20〜扇の要9:45/50〜1580m付近10:30/40〜1700m付近11:05/15〜新窪乗越11:35/45〜大谷嶺12:40/13:55〜新窪乗越14:50/15:00〜1570m付近15:35/50〜大谷崩れ駐車場16:40

 大谷崩れ駐車場〜新窪乗越〜大谷嶺

立山の鳶山崩れ、長野の稗田山崩れとともに日本三大崩れの一つに数えられる大谷崩れは安倍川の最深部にそびえる2000mの稜線です。またここは富士山の噴火をもたらせた宝永4年(1707年)の地震で大谷嶺が山体崩壊したところと言います。

紅葉の大谷崩れから大谷嶺

梅ヶ島温泉近くからペンションが建つ山道を登って行くと大谷崩れの駐車場があります。平日にもかかわらず7、8台の車が停まっています。車止めのゲートから緩やかな舗装道路を登ると幸田文の文学碑が建っていました。

大谷崩れの駐車場
大谷崩れの案内板
幸田文の文学碑
登山ポストもあります

小さなケルンの脇から雑木林の中の登山道が始まります。広く開けた大谷川の河原には土石流の堆積物が厚く積み重なっていました。

雑木林の中の登山道を登って行くと扇の要です。ここからは本谷に沿った登りが始まります。崩れてきたのでしょう所々に大きな岩場が転がっていました。

山道は雑木林の中を登って
土石流の河原を渡り
扇の要で小休止
沢沿いの道を登り

やがて谷は岩屑に覆われた明るい斜面を登るようになります。青空の下に新窪乗越を見上げながら登る急斜面は鮮やかさを競う紅葉に包まれています。振り返ると左手には霞んだ安倍奥の山々、十枚山や青笹山、竜爪山の頂を見付けることができます。

大きな石も彼方此方に
青空の下に新窪乗越
振り返る紅葉の大谷崩れ

気温はかなり低いようですが日差しを受けながら登ることもあり額には汗か噴き出してきます。やがて左手の灌木に沿ってジグザグを切りながら登るようになると新窪乗越は目の前です。

ここで出会った人は地元静岡の人、7時ころには大谷嶺に立っていたと言います。近くの山伏も四季それぞれに良い山とか、西日影沢や夏のヤナギランもお勧めと話していました。

左手の灌木の脇を登り
新窪乗越は目の前
たどり着いた新窪乗越
灌木の中の大谷嶺へ

新窪乗越からは灌木の稜線歩きが始まります。足元に目を落とすとヤマイワカガミの葉が一面に、春先は白い花が咲くくところのようです。

樹林帯のピークからは小さく下って行きます。途中には固定ロープやアルミの梯子もありましたがロープに頼るほどのことはありません。

右手は谷に向かい切れ落ちて
この斜面にはヤマイワカガミが咲く
固定ロープやアルミの階段
鞍部に下って行きます
大谷崩れの中に登山道
小さなコブを越えると

鞍部の右手は本谷に向かって崩壊しています。見下ろす崩壊した斜面に登山道の白い筋が続いていました。

ここからは小さなピークを越えて行きます。急な登りは固定ロープも張られ疲れ始なた足にはなかなか辛い登りでした。

大谷嶺の山頂
山頂には三角点の代わりに標石が
雪を被った荒川三山
大笊、小笊の先には農鳥岳と北岳

たどり着いた大谷嶺は小さな広場、南側は開けているものの北側は木立に覆われています。梢に先に荒川三山、大笊、小笊の右手には農鳥岳や北岳の頂を見付けることができます。その稜線はすでに白く雪化粧をしていました。

ここは静岡と山梨の県境の山で山梨県側では行田山と呼ばれているとか、早川町が設置した山頂標識には行田山と書かれていたようで山名が削り取られていました。

 大谷嶺〜新窪乗越〜大谷崩れ駐車場

日が陰って来たのが山頂は気温が下がっています。巻き上がるガスを含んだ風で手も冷たくなってきました。木陰にピクニックシートを広げ担いできた餃子鍋です。水餃子用の餃子のほか宇都宮の冷凍餃子も持ってきました。これからの季節、暖かいのが何よりと言うところです。

山頂はかなり冷えています
山頂で餃子鍋
山頂で餃子鍋
〆はラーメン

山頂からは往路を下り新窪乗越へ。お腹が膨れすぎたのか稜線の登り返しは結構きつく足もなかなか上がりません。

新窪乗越、大谷崩れの途中で休憩をとりながら車を停めた駐車場を目指します。ザレた岩屑の急坂は歩くたびにざらざらと崩れなかなか疲れる下りです。

山頂を後に
冷たい風に乗ってガスが巻き上がり
ガスの中を大谷崩れに下って
途中で小休止

大谷嶺でゆっくり山鍋を楽しんだこともあり駐車場にたどり着いたのは4時40分、曇っていることもあり早い秋の日はすでに暮れかけていました。

写真をクリックすると大きな写真を表示します。
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