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あの頂を越えて

山行記録

~山頂からの展望、出会った花などの記録~

あの頂を越えて

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~山行記録:山頂の展望、出会った花~

 天城山〜アセビのトンネルをたどる縦走路〜 


標高
万二郎岳1299m、万三郎岳1405.3m
山域
伊豆・箱根・湘南
登山日
2015年1月20日(火)、曇り時々晴れ
歩行時間
合計6:50
歩行距離
16.1km
標高差
358m
累積標高差
+1100m、-1525m
登山口
mapon天城縦走登山口
交通機関
 往路:天城東急シャトルバス天城縦走登山口、 復路:東海バス天城峠
登山コース
天城縦走登山口〜万二郎岳〜万三郎岳〜八丁池〜天城峠〜天城峠バス停
コースmap
天城山   
天城山
GPSをクリックするとGPSLogをダウンロード、表示をクリックすると山行コースを表示します。
緯度: 経度:
山行の記録

 コースタイム

天城縦走登山口8:55−四辻9:15−1140m付近衣類調整9:35−万二郎岳10:05/15―石楠立10:50−万三郎岳11:25/35−片瀬峠11:55/12:20−戸塚峠12:55−白田峠13:30/35−八丁池14:20/35−展望台14:45−わさび田15:35/45−向峠16:05−天城峠16:30−旧天城トンネル16:50−天城峠バス停16:55

 

 天城縦走登山口〜万二郎岳〜万三郎岳

天城山はアマギシャクナゲの咲く山として日本百名山にもその名を連ねる頂です。稜線にピンクの花が咲く季節には訪れるハイカーが多いものの、この時期はゴルフのお客さんを含め訪れる人は多くありません。

伊東駅前を出発した天城高原ゴルフ場行きのバスは冷たそうな雲があたりを覆う天城縦走登山口にたどり着きました。

天城縦走登山口
樹林帯の登山道が始まります
途中で衣服調整
万二郎岳への登り

登山口からは杉林の中の登りが始まります。遊歩道のような道を緩やかに進むと万三郎岳から下ってくる道を合わせる四辻の分岐です。

すっかり葉を落とした雑木林の登山道は徐々に傾斜を増してきます。このコースは環境庁が整備を行っているようで木の階段や道標などの整備も行き届いています。

万二郎岳の山頂
万二郎岳からは小さく下って
樹氷をまとった万三郎岳
鞍部は馬ノ背

たどり着いた万二郎岳は木立に覆われた広場と言ったところで御料局点と山頂の案内板が建っていました。

山頂の先からは真っ白な樹氷をまとった万三郎岳の頂を見付けることが出来ます。あまり風は強くないものの海から吹き寄せる湿った風が梢の先に白い花を付けるのでしょう。

アセビのトンネル
木立の先に万三郎岳
小さな岩場を下って
石楠立(はなたて)

万三郎岳までは馬ノ背や石楠立(はなたて)の鞍部をたどる尾根道です。途中には小さな岩場もありますが心地良い縦走路が続いています。やがて登りが急になると万三郎岳の山頂は目の前です。付近の木立は真っ白な樹氷の花に彩られモノトーンの世界を彷徨い歩いているようです。

 万三郎岳〜戸塚峠〜白田峠〜八丁池

万三郎岳の山頂も木立に覆われた広場です。山頂には1等三角点と天城岳縦走路の案内板が建っていました。

雑木林の稜線には樹氷
樹氷の花が咲く万三郎岳
万三郎岳への登り
万三郎岳の山頂に一等三角点
万三郎岳の山頂も霧氷の花
山頂に案内板

ここから八丁池まではアックダウンの少ない縦走路が始まります。山頂から小さく下ったところは万三郎岳下の分岐点です。

さらに下ったところが片瀬峠です。登山道わきのベンチに腰を下ろして昼食にしました。この周辺も御料地であったようで登山道沿いには御料局測点や宮標石を見つけることが出来ます。中にはベンチの下に転がっているものもありました。

雑木林の稜線
四辻へと下る分岐点
樹氷の花が咲く雑木林
片瀬峠で昼食

固定ロープも張られた急坂を下って行くとほどなく戸塚峠です。登山道は1107.4mのなだらかな頂を巻くようにして天城峠を目指します。落ち葉に包まれた単調な道はアップダウンも少ないものの白田峠でようやく半分ほど、天城峠まではまだまだ先が長いようです。

緩やかに続く縦走路
固定ロープが張られた岩場
戸塚峠
緩やかに下ると八丁池

落ち葉を踏みしめながら緩やかに下って行くと八丁池にたどり着きました。静かに水をたたえる池はかつては天城火山の火口に水が溜まったものと思われていましたが最近では断層の窪地に水が溜まったものと言われています。気温もマイナスになっているようで、湖面には厚く氷が張っていました。

 八丁池〜上御幸歩道〜天城峠〜天城トンネルバス停

八丁池からは天城峠を目指すことにします。展望台の側には寒天橋から林道が登ってきているようで立派なトイレが建っています。しかしこの時期、水道が凍結しているようで閉鎖されていました。

氷も張っている八丁池
展望台にはトイレも
上り御幸歩道を天城峠へ

ここからはたくさんのコースが開かれています。野鳥の森を越えて寒天橋に下るもの、上り御幸歩道・水生地歩道を下るもの、下り御幸歩道を下るものなどなど、若葉の季節にはたくさんのハイカーがハイキングを楽しむところのようです。

時間が足りなければ大見分岐から水生地下に下ることも考えていましたが上り御幸歩道をたどり天城峠へ向かうことにしました。

夕日を浴びた上御幸歩道
わさび田

御幸歩道は昭和天皇が八丁池を往復したときに利用されたことから名付けられたハイキングコースです。低くなり始めた冬の日が落とす陰を踏みながら緩やかに下って行くとやがてわさび田にたどり着きました。

伊豆の名物の一つに数えられるわさびはこのような山間の渓流沿いで育てられているようです。瀬音が心地よい沢にはフェンスを張り巡らせたわさび田が続いていました。

向峠
大きなヒメシャラ

この先、藤ヶ沢歩道は崩壊のため通行が出来ないようです。山肌を巻くように登って行く迂回路の登りは疲れはじめた足にはこたえるものです。途中には右手が切れ落ちた桟道が何ヶ所かありました。

小さなピークの上に沈む太陽を追いながら道を急ぐと天城峠です。ここから暗くなり始めた沢沿いの道を下ると旧天城トンネルにたどり着きました。

たどり着いた天城峠
旧天城トンネルへ下って行きます
旧天城トンネル
天城峠のバス停

川端康成の伊豆の踊子では、一人旅の青年が旅芸人一座の娘に心を寄せ、このトンネルの脇にあった峠の茶屋で、はじめてその娘と会話を持った場所として描かれています。吉永小百合の主演した映画の中でも急な峠を汗をかきながら登って行く明るい峠が描かれていた記憶が残っています。

ここから天城トンネルのバス停までは急な石段を下りわずかの道程です。たどり着いたバス停からは僅かの待ち時間で修善寺駅行きのバスに乗ることが出来ました。

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