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あの頂を越えて

山行記録

~山頂からの展望、出会った花などの記録~

あの頂を越えて

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~山行記録:山頂の展望、出会った花~

 黒岳・白雲岳・赤岳〜高山植物に彩られる大雪山の縦走コース〜 


標高
黒岳1,984.0m、白雲岳2,229.5m、小泉岳2,158m、赤岳2,078.0m(花の百名山)
山域
北海道・大雪
登山日
2013年7月14日(月)、晴れ、7℃
歩行時間
合計8:15
歩行距離
15.4km
標高差
712m
累積標高差
+1123m、-1159m
登山口
mapon黒岳ロープウェイ・リフト7合目
交通機関
 旭川から67km
登山コース
黒岳7合目−黒岳−北海岳−白雲岳−赤岳−銀泉台
コースmap
大雪山   
大雪山
GPSをクリックするとGPSLogをダウンロード、表示をクリックすると山行コースを表示します。
緯度: 経度:

 

Panorama

黒岳から白雲岳、赤岳へと縦走するコースは高山植物に恵まれた大雪山の中にあってもたくさんの花が咲くことで知られています。

 山名表示をチェックするとパノラマ写真に山名を表示します。


山名表示 ※クリックすると山名を表示・非表示します。
黒岳から眺める大雪のお鉢(WindowsLiveで作成)

山名表示 ※クリックすると山名を表示・非表示します。
白雲岳から眺める大雪の山々(WindowsLiveで作成)

また雪渓の残るこの時期は北鎮岳の白鳥や千鳥の雪渓、後旭岳の山肌に広がる雪渓は観光ガイドなどにも紹介されているところです。

 

山行の記録

 コースタイム

7合目登山口7:20−(0h30m)−1695m付近7:50/55−(0h55m)−黒岳8:50/55−(0h40m)−黒岳石室9:35−(0h15m)−赤石川渡渉点9:50−(0h50m)−2006m付近10:40/50−(0h25m)−北海岳山頂11:15−(0h50m)−2075m付近12:05/15−(0h15m)−白雲岳分岐12:30/40−(0h30m)−白雲岳13:10/20−(0h25m)−白雲岳分岐13:45/14:25−(0h15m)−小泉岳14:40−(0h40m)−赤岳三角点15:20−(0h50m)−こまくさ平16:10/25−(0h55m)−銀泉台17:20

 

 銀泉台

今回は2台の車を利用しての山行です。前日宿泊した大雪防災センターの駐車場を出発、まずは銀泉台に向かって車を走らせます。

早朝の大雪防災センター
銀泉台から眺める阿寒の山

銀泉台にはハイカーに混じり観光客も訪れていました。霞んだ空の下に溶け込むように阿寒の山々が浮かんでいました。この駐車場に車を停めたのち黒岳のロープウェイ駅に向かいます。

 黒岳ロープウェイ〜黒岳〜北海岳

黒岳ロープウェイで五合目駅へ。朝一番のロープウェイで山頂に登った人も多いようで駐車場が一杯にもかかわらずロープウェイは空いていました。五合目駅からはリフトで七合目まで。振り返ると朝日を浴びたニセイカウシュッペ山、平山から続く稜線は武利岳、武華岳と続いています。武華岳の肩には小さくライオン岩も見えていました。

黒岳ロープウェイ
リフトで7合目へ
ニセイカウシュッペ山と平山
登山道には雪渓も残っています

ここまでは軽装の行楽客もやってくるようで七合目のベンチには神戸からやってきたという夫婦連れが自宅に電話しています。この展望を眺めながら朝食をとったのち黒岳を目指すことにします。

登山道には多少雪渓は残っているもののアイゼンを付ける必要はありません。ジグザグを切りながら登って行く登山道はなかなかきつい登りです。やがてまねき岩が目の前に現れると山頂は目の前です。最後の岩混じりの急坂を登ると広く開けた黒岳山頂にたどり着きました。

遠く浮かぶ阿寒の山々
まねき岩が現れると山頂は目の前
黒岳の山頂から眺めるお鉢平

ここは大雪山の広大なお鉢を一望できるところです。右手には凌雲岳とその先には大きな千鳥と白鳥の姿を山肌に残す北鎮岳、左手にはこれから向かう白雲岳の頂が広がっていました。

たくさんのハイカーと一緒に黒岳石室を目指して下って行きます。砂礫交じりの登山道はエゾツツジやタルマエソウの花盛りです。

エゾツツジの咲く砂礫の登山道
黒岳石室を目指して下って行きます
黒岳石室にはたくさんのテント
赤石川を目指して下って行きます

たどり着いた黒岳石室で道を左に折れ赤石川の渡渉点へ下って行きます。付近はまだ雪渓に覆われます。この斜面にエゾコザクラのお花畑が見られるのはまだ1、2週間後のことでしょう。

エゾコザクラの咲く斜面は雪の下
赤石川の渡渉点は雪渓の下
黒岳を背に稜線を登って行きます
コマクサの咲く稜線を北海岳へ

雪解けの冷たい赤石川を渡る渡渉点はまだ厚い雪渓の下、僅かにクラックが入っているものの登山靴を濡らすことはありません。一度小さな沢を越えると北海岳への登り返しが始まります。右手には広大なお鉢を挟んで凌雲岳や北鎮岳がそびえていました。

 北海岳〜白雲岳〜小泉岳〜赤岳〜銀泉台

たどり着いた北海岳の山頂は縦走路上の通過点と言ったところで山頂を示す道標が建っています。山頂に横たわっていた標石は宮標石、北海道の山にも御料地があったとは意外な気がするところです。

北海岳の山頂から眺める北鎮岳
山頂には宮標石
北海岳の山頂から眺めるトムラウス山と美瑛岳

山頂は強い風が吹き抜けるところで気温もかなり下がっています。ここは立ち止まらず白雲岳を目指すことにしました。緩やかに下って行く登山道はキバナシオガマの咲くところです。まだ蕾も膨らんでいませんがユキバヒゴダイの群生も見られるようです。

だらだらと登り返すと白雲岳分岐です。真っ直ぐ進む道は白雲岳避難小屋を通り高根ヶ原、忠別岳、五色岳を通りトムラウシ山へと続く縦走路です。

白雲岳へと続く縦走路
白雲岳分岐
白雲岳へ砂礫の登り
グランドのような火口原

ここで道を右に折れなだらかな岩混じりの道を登って行きます。しばらく登ると白雲岳のグランドのような火口原にたどり着きます。目指す白雲岳の山頂は溶岩塊が岩峰の上です。狭い山頂にたどり着くと正面には後旭岳や熊ヶ岳、その先には旭岳、この時期その山肌は雪渓とハイマツのコントラストが際立ち観光ポスターなどでも紹介されているところです。

山頂直下は溶岩塊の登り
白雲岳の山頂
後旭岳の雪渓は観光ポスターでもお馴染

白雲岳からはひとまず分岐に戻り昼食です。ここからは小泉岳分岐を目指して小さく登り返します。小泉岳は分岐を僅かに進んだ所です。

赤岳の山頂は小さな岩塊の上です。ここにも三角点があるようですが山頂標識からはかなり離れているようです。ふみ跡も無い砂礫地を少し進んだ岩塊の上に三角点がありました。

白雲分岐の戻ります
小泉岳の山頂
赤岳の三角点
第4雪渓

赤岳からは銀泉台を目指して下って行きます。しばらく下ると第4雪渓、雪は腐っているもののかなり大きな雪渓が残っています。さらに下ると第3雪渓、こちらもかなりの長い雪渓のです。疲れ始めた足にはなかなか疲れる雪渓歩きです。

小さく登り返した所がこまくさ平で砂礫地をピンクに彩るコマクサの群生が広がっていました。

長い第3雪渓の下り
こまくさ平
第2雪渓
第1雪渓

小さな第2雪渓、第1雪渓を下ると銀泉台は目の前です。雪解け水でぬかるんだ登山道を下って行くと第1花園にたどり着きます。ここには大きな雪渓が残っています。左手は谷に向かって切れ落ちているところで少し緊張しそうなところです。

第1花園に残る雪渓
赤岳の登山口
銀泉台の駐車場
銀泉台には登山バスも

雪渓が終わるとあとはダケカンバの雑木林の中を下って行くくだけ。建設途中で廃止された大雪縦貫道路跡を下って行くと銀泉台の駐車場にたどり着きました。

山で出会った花たち

この時期、雪渓が消えかけた大雪の山にはたくさんの高山植物が短い夏にその艶やかさを競っています。黒岳へと登って行く登山道にはチシマノキンバイソウやミヤマカラマツ、ハクサンチドリなどの花が咲いています。

北海岳へと登って行く稜線もたくさんの花に彩られたところです。この斜面には珍しい白いイワブクロが咲いていました。

小泉岳周辺はホソバウルップソウの群生地で花の百名山にも紹介されているところです。彼方此方に棒のような花茎が立っています。しかし花の時期は終わりを迎えているようで紫色の花を付けているのが僅かでした。

写真をクリックすると大きな写真を表示します。
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