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あの頂を越えて

山行記録

~山頂からの展望、出会った花などの記録~

あの頂を越えて

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~山行記録:山頂の展望、出会った花~

 星野三峰山〜今も信仰の匂いを残す小さな岩山〜 


標高
三峰山605.0m(栃木百名山)
山域
上州・北関東
登山日
2013年3月5日(火)、晴れ
歩行時間
合計3:40
歩行距離
5.8km
標高差
456m
累積標高差
+697m、-697m
登山口
mapon御嶽山神社
交通機関
 東北道栃木ICから12km
登山コース
御嶽山神社−奥ノ院−三峰山−御嶽山神社
コースmap
星野三峰山   
星野三峰山
GPSをクリックするとGPSLogをダウンロード、表示をクリックすると山行コースを表示します。
緯度: 経度:
Panorama

安蘇山塊は岩っぽい山の多いところです。石灰岩の地層が多いことによるものでしょうが石裂山や古賀志山など鎖や梯子の連なる変化に富んだ山、坂東三十三観音霊場の出流山満願寺や断崖の上に伽藍を並べる岩船不動尊など、何れも切り立った岩がその名前を有名にしているところとでしょう。

 山名表示をチェックするとパノラマ写真に山名を表示します。


山名表示 ※クリックすると山名を表示・非表示します。
三峰山から眺める北関東の山々(Windows liveで作成)

星野三峰山もまたそのような山の一つで、南西側は石灰岩の砕石で無残に土削られていますが、北東側には御嶽山神社が祀られ、ここから奥の院、三峰山へと登って行く急な山道にはたくさんの石祠が祀られています。

 

山行の記録

 コースタイム

御嶽山神社9:15−0h50m−お岩戸10:05/20−0h30m−奥宮10:50/11:15−1h10m−三峰山12:25/40−1h10m−御嶽山神社13:50

 

 御嶽山神社〜奥ノ院

東北道の栃木ICから一般道をしばらく走ると星野です。セツブンソウの案内板などがありますが御嶽山神社の看板などは見あたりません。ようやくやどりついた御嶽山神社の駐車場に車を停め山頂を目指すことにします。

御嶽山神社は木曽御嶽山の信仰を伝える神社で弘法大師の開山と伝えられるところです。まさに神仏混合の山岳信仰の霊場と言ったところです。

御嶽山神社の境内
北辰ヶ岳御嶽山の案内板
広い境内を見下ろす
祖霊神社から杉林を登って行きます

三峰山神社の境内から石段を登って行くと祖霊堂です。登山道はその右手から杉林の中を登って行きます。暗い石段の道は程なく清滝不動にたどり着きます。

清滝不動の先に普寛霊神が祀られています。普寛行者は木曽御嶽山の王滝道を開いた行者で御嶽教の開祖。越後八海山や上州武尊山、秩父御嶽山を開山したとも伝えられています。

杉林の中に清滝不動
清滝不動
清滝不動の先に普寛霊神
普寛霊神
石祠が祀られる急な参道
左手には開山という弘法大師堂

石段の両脇にはたくさんの石祠や石碑が祀られています。石祠に導かれながら急な石段の道を登って行くと弘法大師堂、さらに右手のトラロープを登って行くと大きな岩壁が目の目にそびえてきました。

岩壁の中腹には御嶽大神のお岩戸、急な一枚岩には鎖が張られていました。左手に分かれる道は阿留魔耶山への道、ここは右手の斜面を巻きように奥ノ院へ向かうことにします。右手が切れ落ちた斜面をトラバースすると暗い杉林の中を登るようになります。

参道には苔むした石祠
左手にも参道が続いています
右手のトラロープを登って行きます
岩壁にはたくさんの石祠
御嶽大神お岩戸へは鎖を登り
左は阿留魔耶山へ

たどり着いた稜線は三山参道と奥ノ院の分岐となるところです。ここは道を右に、尾根通しに進んだ先の岩の上には奥ノ院が祀られています。

鳥居の先には神皇産霊尊(かみむすびのかみ)、天之御中主尊(あめのみなかにしのみこと)、高皇産霊尊(たかみむすびのかみ)の三尊像が祀られています。古事記によると造化三神と呼ばれるこれらの神々は天地開闢のとき高天原に現れた最初の神々と言います。

右手が切れ落ちた斜面を巻いて
三山参道と奥ノ院の分岐
奥ノ院が祀られた小さな岩山
奥ノ院に造化三神

奥ノ院で少し早いが昼食です。木立の先には日光方面の山々が見えているものの霞んだ空の下では展望も期待できないようです。

 奥ノ院〜三峰山〜御嶽山神社

先ほどの分岐に戻ったのち暗い杉林の尾根道を三峰山へと向かいます。やがて登山道の右手には石灰岩の採石場が見えてきます。トラロープが張られた登山道わきには発破作業への注意を促す看板もありました。

ここからは小さなアップダウンを繰り返すことになります。目立たない鞍部の分岐は八坂様の入口、権現山から小さく下った鞍部には倶梨伽羅不動への下山道が分かれています。

木立の先に日光の山々
三山参道への案内板
稜線の右には砕石場
急坂を下って行きます

たどり着いた三峰山の山頂は杉林の中の小さな広場で栃木百名山の山頂標識と三角点があります。トラロープの先は広く開け目の前にはダンプカーなどは行き交う砕石場、その先には小さな頂を連ねる北関東の山並みが広がっています。右手に目を移すと霞んだ男体山の山肌、その前には夕日岳などの稜線も見えていました。

八坂様への案内板を右に
三峰山の山頂
杉木立の中を下って行きます
御嶽山神社への分岐点

山頂からは暗い杉林の中を下って行きます。先ほどの分岐から道を右に、杉林の急坂を下って行くと倶梨伽羅不動の洞窟です。暗い洞窟には小さな祠が祀られていました。

ここからも杉林の中の急坂を下って行きます。しばらく下ると右手には浅間神社への鎖と梯子が見えています。その先には鍾乳洞があると言いますが立ち寄らずに下ってきました。

倶梨伽羅不動の洞窟
暗い洞窟に小さな祠
暗い杉林の急坂を下ります
右手の梯子の上には浅間神社
振り返る急な沢沿いの道
古い山ノ神の祠

急な下りに飽き始めるころ林道にたどり着きました。しばらく下ると道端に古い山ノ神の祠、さらに下ると車を停めた御嶽山神社の駐車場にたどり着きました。

 セツブンソウ群生地〜出流・いしやま

帰りはセツブンソウを見ることにしましす。案内板なども目立たなくひと苦労してたどり着いた群生地はロウバイ園の傍。この周辺は気温が低いのか2月末に咲くと言うセツブンソウは今が満開でした。

立ち寄った出流のお蕎麦屋さん
寒晒し蕎麦

帰り路には近くの出流のお蕎麦屋さんに向かうことにしました。いしやまと言うお蕎麦屋さんではこの時期寒晒し蕎麦を食べることが出来ると言います。蕎麦の実を寒の水で晒すことにより甘みが増すとか。確かにこしの強い蕎麦はなかなかの美味でした。

写真をクリックすると大きな写真を表示します。
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