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あの頂を越えて

山行記録

~山頂からの展望、出会った花などの記録~

あの頂を越えて

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~山行記録:山頂の展望、出会った花~

 六甲山(日本300名山)〜岩梯子を登る変化に富んだ荒地山コース〜 


標高
荒地山 549m、六甲山 931.3m
山域
近畿
登山日
2011年11月2日(水)
歩行時間
合計5:40
歩行距離
12.0km
標高差
897m
累積標高差
+1110m、-779m
登山口
mapon登山口:阪急電鉄芦屋川駅
下山口:神戸電鉄有馬温泉駅
交通機関
 阪急電鉄 芦屋川駅
登山コース
芦屋川駅−高座ノ滝−荒地山−六甲山最高点−有馬温泉駅
コースmap
荒地山コース   
荒地山コース
GPSをクリックするとGPSLogをダウンロード、表示をクリックすると山行コースを表示します。
緯度: 経度:
 

神戸の郊外にそびえる六甲山は深い緑とロックガーデンなど呼ばれる小さな岩場を持つ変化に富んだハイキングコースです。

今回は岩梯子の岩場がある荒地山から六甲山を越え有馬温泉へと抜けるコースを歩くことにしました。

山行の記録

 コースタイム詳細

芦屋川駅8:30−(0h35m)−高座ノ滝9:05/15−(0h35m)−375m付近9:50/10:00−(0h50m)−荒地山10:50/11:00−(1h00m)−雨が峠12:00/10−(1h10m)−六甲山山頂13:20/55−(1h10m)−有馬登山口15:05−(0h20m)−有馬温泉駅15:25

 

 芦屋川駅〜高座ノ滝〜岩梯子〜荒地山

芦屋川駅から芦屋川に沿って舗装道路を登って行きます。川沿いに植えられた桜はそろそろ紅葉が始まりかけているようで赤く色付いた葉もチラホラ。芦屋川の高級住宅街と言われる坂道を登って行くと高座ノ滝です。

護摩堂があるこの滝は修験道の修行が行われていた所です。流れ落ちる10mほどの滝の傍にはロックガーデンの名付け親、藤木九三氏のレリーフがありました。

阪急電鉄の電車で芦屋川駅へ
芦屋川に沿って舗装道路を
芦屋川の大きな住宅街
高座ノ滝には茶店も

ここからは道を右に、土砂工事の石垣の傍に続く急な登りにひと汗を流すと城山から登ってくる登山道を合わせた尾根道です。

明るく開けた稜線からは高座谷を挟んでロックガーデン。振り返ると神戸の街並みが霞んでいました。雑木林に覆われた荒地山の山肌には岩梯子と呼ばれる岩場も見えています。

落差10mほどの滝
城山へと続く急な登り
稜線から眺める神戸の街
見上げる荒地山に岩梯子

緩やかに登って行く登山道はやがて荒地山に。大きな岩の急坂を登って行くとこのコースのハイライト岩梯子です。およそ10mくらいでしょうか岩溝の中を登るとその上には岩のトンネルがあります。ここはザックを下ろさなければ抜けられそうにありません。

この岩穴は七右衛門クラ(ななえもんぐら)と呼ばれるところで、この山で悪事をしていた七右衛門が石ノ宝殿に祀られた権現さまにより岩穴で頭をくじかれ死んだと伝えられるところ。この岩穴は阪神大震災でつぶされ小さくなったと言います。

岩混じりの道を登って行きます
岩梯子
岩穴は七右衛門クラ
岩場の上から見下ろすと

このほかにも破断岩、震災チムニーなど震災で崩壊したところもあるようです。阪神大震災はこの岩山にも多くの爪痕を残しているようです。

七右衛門クラからも大きな岩の間を登って行きます。たどり着いた荒地山の山頂は視界が利かない暗い頂で兵庫山岳会が設けた山頂標識がありました。

 荒地山〜六甲山〜有馬温泉

荒地山からは照葉樹林の林の中を下って行きます。低山にありがちな話ですが浅い沢沿いの道は幾つかのふみあとが交差し判りにくいところもあります。

なおも大岩の間を登ります
暗い荒地山の山頂
照葉中の林の中を下って行きます
風吹き岩からの道を合わせると魚屋道

風吹岩から登ってきた道を左から合わせると魚屋道。江戸時代、深江浜で獲れた魚介類を有馬温泉へと運んだ道です。

登山道はゴルフ場の脇を登って行きます。登山道に沿ってイノシシ避けの柵やゲートが張り巡らされていました。ゴルフカートが通る舗装道路を越え、幾分急になった坂道に汗を流すと雨ヶ峠です。

太陽と緑の道として整備されています
ゴルフ場近くのイノシシよけ
ゴルフカートが通る道を横切り
たどり着いた雨ヶ峠

東屋やベンチのある広場は休憩にちょうど良い所で昼食をとっている人もいました。気が付くと東屋の傍に大きなイノシシ。人がいても気にすることなく餌を探しています。お弁当を広げようとしていた若者がお尻を向けるとザックを奪おうと襲いかかってきます。

地元の人が大きな声をあげながら追い払いました。この山では人慣れしたイノシシ、関東でも人慣れしたニホンジカ、青森では日本最北端に住むと言うサルなど。動物の保護は必要でしょうがあまり増え過ぎると人間との共存が難しくなるのもまた事実です。なかなか難しい問題なのでしょうが・・・。

ここから右に登って行く道は東お多福山へと登る道。我々はイノシシを気にしながら本庄橋跡へ向かいました。小さな流れを渡ると七曲りと言う急な登りが始まります。急な石段、整備された石垣、かってはたくさんの人がこの街道を利用していたのが垣間見えそうなところです。

東屋の裏にイノシシ
人を恐れもせず目の前を
住吉道を合わせると本庄橋跡へ
まだ紅葉が始まっていません

一軒茶屋が近付くと登りも一段落し遊歩道のような道になりました。右手の沢には砂防工事の堰堤が木の間越に見え隠れしています。今は緑に覆われた六甲山も森林伐採で禿山となった時期があったとか。その影響か土砂の流出を防ぐための工事が今でも続いているようです。

舗装道路を越えひと登りすると六甲山の最高点です。大きな無線アンテナが建つ広場の先に一等三角点がありました。ススキ野原が広がる大きな石の上からは神戸の街が。霞んだ空の下には淡路島なども見えているようですが視界は今一つ。反対側の有馬温泉方面も霞みの中でこちらも視界は今一つです。

一軒茶屋が近付くと登りもひと段落
山頂にパラボラアンテナ
六甲山の山頂
ススキ野原の先に神戸の街並み

山頂で遅い昼食をとったのち有馬温泉へと下って行きます。やはりこの山は人気の山。たくさんの人が後になり先になりしながら有馬温泉へと下って行きます。石が敷き詰められた道は急なところも少ない歩きやすい道です。

登山口には虫地獄と刻まれた石、射場山断層の割れ目から炭酸ガスが噴き出して虫や小鳥が死んだと言うところ。近くには鳥地獄もあると言います。

有馬温泉へと下る石畳の道
緩やかに下る登山道
緩やかに下る登山道
登山口に虫地獄
杖捨て箱もあります
有馬温泉の金の湯

また登山口の脇には杖捨て箱があります。案内板には有馬温泉に湯冶に来る人が帰りには杖が要らなくなるほど元気になるという言い伝えから設けられたものとか。箱にはたくさんの枝が捨てられていました。

ここからはロープウェイ駅を廻って有馬温泉駅に向かいました。

写真をクリックすると大きな写真を表示します。
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