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あの頂を越えて

山行記録

~山頂からの展望、出会った花などの記録~

あの頂を越えて

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~山行記録:山頂の展望、出会った花~

 大山から日向修験の道〜大山から古い修験道の道を行く〜 


標高
大山 1252m(日本300名山、関東百名山、花の百名山)
山域
丹沢
登山日
2011年2月5日(土)
歩行時間
合計 5:55
歩行距離
11.6km
標高差
555m
累積標高差
+1007m、-1561m
登山口
mapon阿夫利神社下社
交通機関
 大山ケーブル
登山コース
阿夫利神社下社−大山−(日向修験道)−広沢寺入り口
コースmap
大山 日向修験道コース   
大山 日向修験道コース
GPSをクリックするとGPSLogをダウンロード、表示をクリックすると山行コースを表示します。
緯度: 経度:
Panorama

大山は何時もたくさんのハイカーで賑わう山です。ケーブルカーで阿夫利神社の下社まで登ると簡単に山頂に立てることから冬場のスノーハイクなどでも何度か訪れたところです。しかしこの山域は古い修験道の歴史を残すところで、一般の登山ルートを外れると往時の痕跡を残す踏み跡が今も残っています。

 山名表示をチェックするとパノラマ写真に山名を表示します。


山名表示 ※クリックすると山名を表示・非表示します。
駒ヶ岳から眺める神山と富士山 (PanoramaMakerで作成)

今回は大山からは鐘ヶ嶽を目指すことにしました。この道は大山修験道の一つ日向修験の行者道が通る稜線です。日向薬師を出発した修験者は唐沢峠、大山、塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳へと向かったと言います。数年前に登った経ヶ岳の山頂にも、大山修験道の行者道が紹介された案内板が建っていました。

山行の記録

 コースタイム詳細

阿夫利神社下社−(0h25m)−見晴し台−(0h35m)−970m附近 −(0h55m)−大山−(0h15m)−不動尻分岐−(0h30m)−893m分岐−(0h45m)−大沢分岐 −(0h30m)−見晴し台A−(0h05m)−弁天の森キャンプ場分岐−(0h45m)−弁天の森キャンプ場−(1h10m)−広沢寺入口バス停

 

 阿夫利神社下社〜見晴し台〜大山山頂

今日は歩程が長いこともありケーブルカーで阿夫利神社の下社へ、観光客で賑わう下社から雷ノ尾根の見晴し台を目指すことにします。

大山の土産物屋
土産物屋の脇をケーブルカー駅へ
ケーブルカーで阿夫利神社へ
ケーブルカーで阿夫利神社へ

この数日寒い日が続いていますが雪はほとんど積もっていません。暗い杉林の中を緩やかに登っていく登山道は右手が切れ落ちているところもあります。

たどり着いた見晴し台にはベンチと東屋があります。青空の下には大山の山頂。右手には鐘ヶ嶽へと下っていく長い尾根が続いていました。

大山の肩の下でひと息を入れたのち、わずかに雪の残る坂道をひと登りすると大山の山頂です。たくさんの人で賑わう山頂からは大山三峰山の小さな岩峰を見下ろすことができます。その右手には鐘ヶ嶽、さらにその奥には経ヶ岳や仏果山の頂が白い空の下に霞んでいました。

雷ノ尾根の見晴台
雷ノ尾根の見晴し台から見上げる大山
大山の山頂
山頂には無線アンテナ
山頂から見下ろす大山三峰
大山の山頂から見下ろす大山三峰山

大山山頂の三角点は国土地理院の地形図には記載されていませんでしたが、山頂標識の近くに新しく三角点が設置されていました。ネットで確認すると昨年の夏に新たに移設されたとか、まだ成果停止中でしたがしばらくすると大山の標高も変わることになるのでしょう。

 大山山頂〜893m分岐〜大沢分岐〜すりばち広場〜見晴し台〜天狗の森キャンプ場〜光沢寺入口

山頂を下ると程なく不動尻への分岐です。ここからは木の階段が続く明るい稜線を下って行きます。春先にはツツジや桜の花が咲く心地良い尾根道のようですが、今は梢の先の蕾も堅いままです。

大山の山頂
大山の山頂
不動尻への分岐
不動尻への分岐
階段の続く明るい尾根道
階段の続く明るい尾根道
893mの分岐
893mの分岐

893mの標柱から日向修験の行者道に下って行きます。急な細い稜線を下って行く道は道標などもない荒れた道です。狭い稜線は谷に向かって切れ落ちているところもあり、確かに一般の登山道とは違う道と言うのが実感です。

小さなアップダウンを繰り返しながら小さなコブを越えていくと大沢分岐にたどり着きました。右手は日向薬師へと向かう道、我々は道を左にとることにします。この付近からは私製の道標も見かけることができるようになります。

狭い稜線を下って行くと暗い杉林の中に大きなあずま屋が建っていました。この先の窪地がすりばち広場と呼ばれるところで、かって修験道の行者が宿泊したところと言います。

ここから登り返した頂が見晴し広場です。小さな2つの頂に見晴し広場A、Bの案内板が建っていました。目の前には霞んだ厚木の町並み、稜線の先には鐘ヶ嶽の頂がそびえています。

急な尾根道を下って行きます
急な尾根道を下って行きます
大沢分岐からは三峰山
大沢分岐からは三峰山
両側が崩壊している所も
両側が崩壊している所も
展望広場A
展望広場Aからは視界が開けます

狭い稜線のアップダウンで思いのほか時間がかかったようで、ここから鐘ヶ嶽の山頂をたどり煤ヶ谷に向かうのは時間的に少し難しいようです。今日はここから天狗の森キャンプ場へと下ることにしました。

天狗の森キャンプ場への下りも滑りやすい急な坂道です。地元の人が登山道の整備を行っているようで、手作りの木の階段などが付けられている所もあります。

あずま屋の建つひょうたん広場から幾分緩やかになった坂道を下っていくと天狗の森キャンプ場近くの沢にたどり着きました。

天狗の森キャンプ場はバンガローなども整備された広いキャンプ場で、夏は家族連れなどで賑わうところのようです。しかし案内板の下にはヒルに注意。またツキノワグマに注意の看板も幾つか。キャンプ場にヒルが出ると言うことはキャンプどころではないようです。

ここから光沢寺入口のバス停までは1時間近くの舗装道路歩きになります。途中、左手には日向薬師まで60分の道標が建っていました。この付近は関東ふれあいの道が通るところで、日向山など向かったのか道端には車が2台停まっています。

ひょうたん広場
ひょうたん広場にはあずま屋が
急な坂道を下ると暗い沢
急な坂道を下ると暗い沢
天狗の森キャンプ場
天狗の森キャンプ場
光沢寺の岩場
光沢寺の岩場

またここは光沢寺の岩場と言う岩登りの練習ゲレンデのあるところです。沢の向こうにそびえる岩場は60mほど、交通の便が良いこともあり何時もたくさんのクライマーが練習をしていると言います。高低差はあるものの今までに死亡事故などはなく初心者にも安心できる練習ゲレンデとか、道端で出会った地元の人が自慢げに話していました。

結局今回も鐘ヶ嶽から先はたどることができませんでした。丹沢にも古い修験道などあまり訪れる人のいない道も多くありそうです。また何時かこのような道も歩いてみることにしたいと思います。

写真をクリックすると大きな写真を表示します。
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