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あの頂を越えて

山行記録

~山頂からの展望、出会った花などの記録~

あの頂を越えて

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~山行記録:山頂の展望、出会った花~

 仏果山・経ヶ岳・高取山〜相州アルプスと呼ばれる東丹沢のハイキングコース〜 


標高
半原高取山 705m、仏果山 747.1m、経ヶ岳 633.1m、華厳山 602m、荻野高取山 522.1m
山域
丹沢
登山日
2010年1月24日(日)
歩行時間
合計5:40
歩行距離
12.4km
標高差
551m
累積標高差
+1,007m、-1,101m
登山口
mapon登山口:野外センター前、下山:東谷戸入口
交通機関
 神奈中バス野外センター前
登山コース
半原高取山〜仏果山〜経ヶ岳〜華厳山〜荻野高取山
コースmap
相州アルプス 登山コース
相州アルプス 登山コース
Panorama

丹沢の東端に連なる山々は東丹沢と呼ばれ、首都圏からのアプローチも便利なことから手軽なハイキングの山として親しまれています。宮ヶ瀬湖の湖畔にそびえる高取山から仏果山、経ヶ岳へと続く稜線は相州アルプスとも呼ばれ、首都圏自然歩道としても整備が行われています。

 山名表示をチェックするとパノラマ写真に山名を表示します。


山名表示 ※クリックすると山名を表示・非表示します。
半原高取山から眺める丹沢周辺の山々 (PanoramaMakerで作成)

山名表示 ※クリックすると山名を表示・非表示します。
経ヶ岳の手前から眺める丹沢の山々 (PanoramaMakerで作成)

また仏果山は煤ヶ谷の正住寺を開いた仏果禅師が座禅修業をしたと伝えられる山、経ヶ岳は弘法大師が経文を収めた経石がある山など、宗教の匂いが色濃く残る山です。

山行の記録

 コースタイム詳細

野外センター前−(1h05m)−半原高取山−(0h35m)−仏果山−(1h00m)−半原越−(0h40m)−経ヶ岳−(0h35m)−華厳山−(0h15m)−萩野高取山−(0h55m)−大厚木ゴルフ場−(0h35m)−東谷戸入口

 

 野外センター〜半原高取山

小田急の本厚木駅からバスで50分ほど。野外センター前では我々のほか数組のハイカーがバスを降りました。暑い時期には汗や山ヒルで悩まされるこの山域も、この時期はかなり多くの人が訪れているようです。

バス停からはふれあい村の脇を回り込むように登山口に向かいます。所々には案内の道標などもありますがあまり判り易くありません。人通りも少ない道端には数台の車が止まっています。ここに車を停め、仏果山を往復している人もかなり多いのかも知れません。

野外センター前のバス停
登山道は林道を横切って

トンネル脇の標識からスギ林の中を登って行く登山道が始まります。登山口には山ヒルに注意の案内とヒル除けの薬を入れた瓶があります。孫たちと宮ヶ瀬湖から仏果山の山頂を目指したときに、登山道にうごめく山ヒルに悩まされた記憶がよみがえってきます。

緩やかに登って行く登山道は一度林道を横切ったのち、雑木林の稜線を登って行きます。視界が開けた尾根道からは冬空の下に新宿や池袋の街並みを眺めることができます。

馬場から登ってくる道を合わせた登山道は、スギの植林帯の中を緩やかに登って行きくようになります。やがて明るい雑木林の斜面を登って行くと小さな高取山の山頂にたどり着きました。

丹沢周辺には高取山と名付けられた山が3つあります。高取山、鷹取山は鷹を捕えた山として名前が付けられたところと言われ、この山頂は半原高取山、経ヶ岳の先には荻野高取山、さらに善波峠近くにも伊勢原高取山はあります。かってこの山域では、鷹狩の鷹を捕えることが盛んだったことがうかがえる山名です。

高取山の山頂
宮ヶ瀬湖の上に丹沢の山々
大菩薩嶺から雲取山の稜線を一望する

広く開けた山頂には大きな展望塔があります。展望塔の上からは青い水をたたえる宮ヶ瀬湖の上に丹沢山から蛾ヶ岳の頂が長い稜線となってそびえています。振り返ると数日前に登った石老山の意外に大きな頂、その奥に連なる稜線は陣馬山から高尾山への長い稜線です。さらにその奥には青空の下に霞んだ大菩薩嶺から続く小金沢の山々が青いスカイラインになって続いていました。東海自然歩道が通る黍殻山から焼山の稜線と小金沢山の稜線が交わるところには甲斐駒ヶ岳の三角錐の山頂も見付けることができました。

 半原高取山〜仏果山

山頂での展望を楽しんだのち仏果山に向かいます。明るい稜線の道を進むと宮ヶ瀬湖から登ってくる道を右手から合わせる宮ヶ瀬越えです。少し細くなった稜線を緩やかに登って行くと仏果山直下の露岩交じりの登りが始まります。左手が少し切れ落ち、桟道が付けられているところもありました。

山頂の喧騒が近づいてくると仏果山の山頂です。小さな広場となっている頂には小さな石祠と展望塔があります。高取山からは1kmほどしか離れていない山頂からは目の前に宮ヶ瀬湖と丹沢の山々、しかし高取山では見えていた甲斐駒ヶ岳はその姿を見付けることはできませんでした。

白い尖塔は雪を被った甲斐駒ヶ岳
宮ヶ瀬越
仏果山の山頂
細くなった明るい稜線を行く

地図に記載されている仏果山の三角点は国土地理院の成果によると亡失とか。石祠の脇にはそられしい頭が欠けた石柱がありましたが三角点の残骸でしょうか。

 仏果山〜半原越え〜経ヶ岳

仏果山からは狭くなった稜線をたどりながら半原越えへ。途中の小さな頂には鉄砲を担いだハンターが犬を呼んでいました。今の時期は鹿とイノシシ猟が行われているとか。しかし多くのハイカーが山に入る週末には猟をしてほしくはないものです。話では連れていた猟犬が何処かに行ってしまったとか。仏果山への登りで我々の脇を駆け抜けて行った犬がそうだったかも知れません。

露岩の尾根道を登ると小さな頂
修験道の歴史を紹介する案内板
きこりの作業もアルミのはしご
登山道から見上げる経ヶ岳

この頂には修験道の歴史を紹介する案内板がありました。かったこの山域は修験道が盛んであったところで、愛川村の八菅神社を起点として平山、塩川滝などを経て大山まで四九日をかけて修行を行っていたと言います。仏果山、経ヶ岳、華厳山で修業した山伏は煤ヶ谷から辺室山を経て大山三峰山に、さらに不動尻から大山に向かったと伝えられています。我々が歩いている登山道も多くの修験者が修行をしながら歩いた道のようです。

小さなアップダウンを繰り返しながら登山道は半原越えへと下って行きます。途中、スギ林の中ではスギの枝打ちをしていました。きこりの仕事も高齢化で担い手が少なくなっていると言います。ぶり縄とか言うロープで木に登ったという話は昔の話のようで、アルミ製の枝打ち梯子という梯子を木に巻きつけ作業を行っていました。

経ヶ岳への急な登り
山頂近くの大岩は経石
石の裏には経文を収めたと言う穴が
ベンチが置かれた経ヶ岳

たどり着いた半原越えからはスギ林の中の登り返しが始まります。山頂が近付くと狭い稜線はロープが張られた急な階段の登りになります。やがて右手の視界が開けると長く連なる丹沢の稜線が午後の日を浴びながら黒いシルエットのように続いていました。

山頂の手前には山名の由来にもなった経石があります。弘法大師が経文を収めたと伝えられる大きな岩で、回り込むと小さな祠が祀られた大きな穴がありました。小さな経ヶ岳の山頂にはベンチと三角点がありました。目に前には丹沢の稜線が午後の日に黒いシルエットのようになってそびえていました。

 経ヶ岳〜華厳山〜荻野高取山

相州アルプスの縦走路はここからさらに南に下り華厳山、荻野鷹取山へと続いています。道標に従い薄くなった尾根道を下って行きます。壊れかけたシカよけの柵に沿って急坂を下り登り返したところが華厳山です。縦走路の通過点のような山頂には三角点がありました。

華厳山の山頂
華厳山からは公園のような道が
荻野高取山の山頂
林の中には道標が

ここからは遊歩道のような明るい雑木林の稜線が荻野鷹取山へと続いています。緩やかに下って行く道はゴルフ場へと下って行く道を左に分け高取山の山頂にたどり着きました。雑木林の山頂には山頂標識と三角点がありました。

途中からは道が付け替えられています
ゴルフ場わきにたどり着きました

右手には広がる相模興業の採石場は採石場の拡張で開発か保全かで論議を呼んでいるところです。このためもあってか山頂から先の道は通行止めになったり付け替えら得たり。薄くなった踏み跡をたどりながら道標とテープを頼りに暗い林の中を下ると小さな沢に、さらに沢沿い道をたどると大厚木カントリークラブの中にたどり着きました。

道はゴルフ場のコース脇を抜けていくようです。途中には小さな標識もありましたが判りにくいところです。たどり着いたバス停からは神奈中バスで本厚木駅へ。駅前の天丼屋さんで夕食を食べたのち自宅へ戻ることにしました。

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