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あの頂を越えて

山行記録

~山頂からの展望、出会った花などの記録~

あの頂を越えて

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~山行記録:山頂の展望、出会った花~

 生藤山〜明るい尾根道に春の花を訪ねて〜 


標高
生藤山 990.3m、連行山 1003m、茅丸 1019m、醍醐丸 867m、陣馬山 854.8m
山域
中央線沿線
登山日
2009年4月19日(日)
歩行時間
合計 5:40
歩行距離
12.9km
標高差
519m
累積標高差
+1089m、-1089m
登山口
mapon鎌沢県営駐車場
交通機関
 相模湖ICから8km
登山コース
鎌沢駐車場−0:25→鎌沢休憩所−1:05→甘草水分岐−0:20→生藤山−0:15→茅丸−0:15→連行山−1:00→醍醐丸−0:35→和田峠−0:25→陣馬山−1:00→和田登山口−0:20→鎌沢駐車場
コースmap
生藤山 登山コース
生藤山 登山コース
 

生藤山は三頭山から派生する笹尾根の先に小さく頭を持ち上げる稜線上の頂です。この稜線は武州と甲州、相模の3国の境となる稜線で、生藤山のすぐ傍にはこの3国の境となる三国峠があります。

生藤山は花の百名山にもホタルカズラの咲く山として紹介された山です。また三国峠直下には桜のプロムナードと呼ばれる桜の稜線があり、明るい稜線は春の花に彩られていると言います。

山行の記録

 鎌沢駐車場〜甘草水〜生藤山〜茅丸

鎌沢から舗装道路をしばらく登った所に小さな駐車場があります。日曜日ということもあって駐車場はすでにたくさんの車で溢れていました。

駐車場からは舗装された急な坂道を登って行きます。道端にはヒメオドリコソウにミヤマケマンなどの春の花が咲いています。明るい春の日を浴びながら登る道はかなり急な坂道で、斜面にはお茶の畑がや野菜の畑が広がっていますが、このような山里での農業はなかなかきついものがありそうです。気のせいか我々を追い越して登って行く地元の軽四輪も苦しそうなエンジンの響きを残して坂道を登って行きました。

 山名表示をチェックするとパノラマ写真に山名を表示します。


山名表示 ※クリックすると山名を表示・非表示します。
陣馬山から眺める生藤山 (PanoramaMakerで作成)

しばらく登ったところが東屋の建つ鎌沢の休憩所です。左手には春霞の中に陣馬山のなだらかな稜線が広がっていました。

鎌沢休憩所を越えると民家はなくなり、針葉樹の暗い斜面を登る山道が始まります。やがて雑木林の明るい稜線をたどるようになると三国山の分岐点。ここから道は春の明るい稜線を登って行くようになります。日だまりには山桜のほか八重咲きの里桜も咲いていました。

鎌沢の駐車場
東屋の建つ鎌沢休憩所
春の花に覆われた山里
三国峠への分岐点

やがて道は杉の林の中を登って行きます。しばらく登ったところは藤野から登ってくる道を合わせる分岐点です。道端には藤野から登って来た20人ほどの一行が休憩していました。暗い杉林の中を登って行く道の上には白い桜の花びらが。見上げると杉林の中に桜の古木が花を付けています。かってこの付近は桜のプロムナードと呼ばれていたようですが、杉が成長してからは桜の花付きも今ひとつのようです。

緩やかに稜線を登って行くと甘草水です。すでにソメイヨシノは終わっていましたが赤い葉を付けた山桜や里桜が咲いているところです。道端にはベンチがありたくさんの人が景色を楽しみながら休憩をしていました。

ここから右に100mほど行くと甘草水です。浅い沢から湧き出す小さな清水は日本武尊が東征の途中で見つけたと伝えられています。しかし今では水量も少なく、チョロチョロと湧き出す水はコップに受けるのも時間がかかりそうです。

桜の花が咲く甘草水の分岐
小さな清水は甘草水
たくさんの人で溢れる生藤山
静かな茅丸の頂

たくさんの人で溢れる生藤山 静かな茅丸の頂 木立に覆われた連行山 戸倉三山への道を分ける醍醐丸 明るくなった稜線をひと登りすると生藤山の山頂です。小さく開けた山頂には標柱と2等三角点がありました。あまり広くない山頂はたくさんの人で山頂での記念撮影も順番を待つほどの混雑です。三角点を踏んだのちは先を急いだ方が賢明のようです。

露岩の目立つ急な坂道を下って行きます。先行する一行はあまり山に慣れていない人が多いようで、腰が引けてなかなか下りることができないようです。茅丸へは一度鞍部に下ったのち登り返すことになります。途中には巻き道も付いていました。

急な木の階段に息を切らせながら登りつめた小さな頂は茅丸で、生藤山周辺での最高峰となる頂です。巻き道を通って行く人が多いのか、この小さな頂は訪れる人も多くありません。山頂のベンチに腰をおろして昼食にしました。

木立に覆われた連行山
市道山に向かう道が分かれる醍醐丸

 茅丸〜連行山〜醍醐丸〜和田峠

茅丸からは明るい稜線歩きが続いています。登山道の脇には春の花は咲き乱れています。目立つ花はお馴染みのタチツボスミレ、これに交じって白いエイザンスミレ、赤紫の花をつけたのは葉が丸まって咲くアカネスミレでしょうか。スミレは個体差から葉の形も変化が多く見分けるのは難しい花の一つです。

小さく登り返した頂が連行山です。左に折れる道は南秋川の柏木野へと続く道と言います。小さなアップダウンを繰り返しながら杉交じりの稜線を緩やかに下って行きます。左手に和田へと下って行く道を分け、小さな稜線を登って行きます。たどり着いた小さな分岐が醍醐丸。左手には戸倉三山の市道山への道が分かれていました。

ハセツネ30k山岳マラソンが
明るく開けた和田峠
たくさんの人で賑わう陣馬山
和田の陣馬山登山口

ここからは和田峠へと下って行きます。しばらく下った山道ではハセツネ山岳マラソンのレースが行われているようで、ショッキングピンクのジャンバーを来たスタッフの人が、レースのサポートをしていました。数年前に御前山周辺で死亡事故がおこりかなり問題になっていた記憶が残っています。レースも最後の数人を待つだけと無線で交信していましたが、レースの運営もなかなか大変なようです。

たどり着いた和田峠には大きな駐車場があります。ここから陣馬山を往復している家族連れも多いのか、駐車場はたくさんの車で溢れていました。

 和田峠〜陣馬山〜和田〜鎌沢駐車場

和田峠からは木の階段を登って行きます。やがて山頂の喧騒が近づくと陣馬山の山頂です。数件の茶店が建つ山頂は広く開け、振り返ると生藤山から醍醐丸への長い稜線が目の前に広がっています。その右手には市道山から刈寄山への戸倉の山々も続いていました。白い馬の像が建つ山頂は家族連れで賑わっています。何処かの大学のサークルでしょうか、30名ほどの若者が白馬の像の前で記念撮影をしていました。

帰りは和田に下ってから車を停めた鎌沢の駐車場へ。明るい雑木林の中を下って行く道にはヒトリシズカのほかイカリソウやチゴユリなどの春の花も咲いていました。

山で出会った花たち

明るい4月の山。生藤山はたくさんの春の花を楽しむことができるところのようです。高尾周辺はスミレの宝庫で30種近くが観察されているとか、またタカオスミレと呼ばれるヒカゲスミレの一種もあると言います。春先の高尾周辺は花を愛でる山旅には丁度良い山域のようです。

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