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あの頂を越えて

山行記録

~山頂からの展望、出会った花などの記録~

あの頂を越えて

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~山行記録:山頂の展望、出会った花~

 沼津アルプス〜春の色に充ち溢れる小さな頂をたどって〜 


標高
鷲頭山392m、徳倉山256.0m、志下山214m、横山182m
山域
伊豆・箱根
登山日
2009年4月2日(木)
歩行時間
合計 5:45
歩行距離
11.7km
標高差
383m
累積標高差
+787m、-784m
登山口
mapon多比バス停
交通機関
 多比バス停
登山コース
多比バス停−0:50→多比口峠−0:40→鷲頭山−0:50→志下山−1:00→徳倉山−0:40→横山−1:05→沼津漁港−0:40→沼津駅
コースmap
沼津アルプス 登山コース
沼津アルプス 登山コース
 

沼津アルプスは、伊豆半島の付け根、香貫山から南南東に延びる山々に付けられた名で、稜線上には7つの頂と峠があります。岩崎元郎氏の選になる「新日本百名山」に選ばれたことから、最近は訪れるハイカーも多いコースと言います。

最高峰と言っても鷲頭山の392m。しかし海抜0m近くから登り始めることと、急なアップダウンの続く7つの頂と峠を結ぶ縦走路は、なかなか侮れないコースと言われています。

今回は山の会のかめの子グループの山行です。3月から使用できる青春18きっぷを利用して沼津駅に。ここから伊豆箱根バスで多比バス停にたどり着きました。

山行の記録

 多比バス停〜鷲頭山

多比のバス停から多比口峠へ向かいます。江浦湾を背にしながら集落の中の舗装道路を登って行きます。道の両脇にはヒメオドリコソウやタツナミソウなど春の花が咲いています。淡い若葉色の山肌にはピンクの桜が彼方此方に。まさに沼津は今が春の真っ最中でした。

たどり着いた多比口峠で道を左に。小さなこぶの上に立つとこれから登る鷲頭山、その右手には真っ青に晴れ渡った空の下に富士山がそびえていました。昨日は春の嵐が吹き荒れ朝まで雨も降っていましたが、雨上がりの空の青さが富士山の白さを引き立たせているようです。

舗装道路が切れると登山道が始まります
多比口峠から眺める富士山
細い稜線には露岩も
小さく頭を上げる鷲頭山

この稜線は温暖な土地に多いウバメガシに覆われたところで、この周辺がウバメガシの北限と言います。細くなった稜線には小さな露岩もあります。一度小さく下ったところが多比峠。ここからは急な坂道を登り返します。固定ロープもある急な登りに汗を流すと広く開けた鷲頭山の山頂にたどり着きました。

白い桜の花が迎えてくれた山頂からは目の前に真っ青な相模湾、雪を被った南アルプスの長い稜線が青空の下に続いていました。早速、ベンチが置かれた山頂で昼食です。今回もコッヘルをとりだしトン汁を作りました。

小鷲頭山から眺める富士山
急な坂道を下って行きます
見上げる大岩の下には中将窟
登山道から振り返る鷲頭山
沼津の海が広がる志下山
富士山を眺めながら徳倉山へ

ここからは急な坂道を下って行きます。木の根につかまりながら坂道を下ると、見上げるような大岩の下に中将さんの岩穴がありました。中将さんは平清盛の五男三位中将重衡のことです。源平の戦いで敗れた重衡はこの洞窟に隠れ住んでいましたが、源氏方の詮索が厳しくなり小鷲頭山の「中将終焉切腹之場」で自害したと言います。真偽のほどは別として鬱蒼とした一帯は古い歴史を今に伝えるところのようです。

志下峠、馬込峠、志下山など小さなアップダウンを繰り返すと道は徳倉山に向う登りになります。急な登りに汗を流すと徳倉山の山頂です。この山頂も広く開けた草原の頂で、正面には富士山が大きなその姿を見せていました。山頂で出会った単独行の男性は三島の人とか。何度かこの山を訪れているようで、この付近の山の話や狩野川の鰻の話もしていました。「沼津は鰻が美味しいところ・・、モクズガニも美味しい・・・、沼津漁港ではどの店が美味しい・・・」、沼津は美味しいものが多いところのようです。

 徳倉山〜横山〜沼津港

徳倉山からは最後のピークである横山に向かいます。再び急な坂道を登ると杉林の中の暗い横山。ここからは急な坂道を下って行きます。やがて車の喧騒が近づいてくると横山峠にたどり着きました。縦走路はここから香貫山に登り返していきますが、我々は市街地を下り沼津漁港に向かうことにしました。

沼津の街並みが広がる徳倉山の山頂
木立の中の横山山頂
たどり着いた八重坂峠
狩野川から振り返る沼津アルプス
沼津港の飲食店
沼津港では海の幸を

たどり着いた沼津漁港には伊豆の海の幸を商うお魚屋さんと、海鮮料理を食べさせてくれる飲食店が立ち並んでいます。何処にしようかと迷いながらそのうちの一軒に入り思い思いに海の幸を注文。たくさんのお客さんで混雑しているものの味もボリュームもなかなかGood、観光地価格になっていないのも嬉しいところです。

帰りはバスで沼津駅に行こうと思いましたが、循環バスの時間はすでに終わっているようです。駅まではおよそ2km。沼津の街並みを眺めながら駅に向かいました。

山で出会った花たち

沼津アルプスは春の花に彩られています。若葉色の明るい稜線には桜の花も咲いています。この山で目立つ花はナツトウダイやウラシマソウなど。目立たない黄色い花を付けるナツトウダイはナツの名前が付いているもののこの時期に咲く花です。

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TAG:伊豆
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