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あの頂を越えて

山行記録

~山頂からの展望、出会った花などの記録~

あの頂を越えて

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~山行記録:山頂の展望、出会った花~

 稲含山〜養蚕の歴史を伝える社が祀られた上州の山〜 


標高
稲含山 1,370m
山域
上州・北関東
登山日
2004年4月3日(土)
歩行時間
登り1:10、下り0:50、合計2:00
歩行距離
3.2km
標高差
371m
累積標高差
438m、-438m
登山口
mapon神ノ池園地
交通機関
 富岡ICから18km
登山コース
神ノ池園地 −0:50→ 秋畑稲含神社 −0:20→ 稲含山 −0:50→ 神ノ池園地
コースmap
稲含山 登山コース
稲含山 登山コース
 

榛名山や妙義山など多くのハイカーに親しまれる山々の多い上州にも、訪れる人の少ないひっそりとした玄人好みの山があります。鹿岳、物語山、諏訪山、南天山などなど・・、標高はそれほど高くはないものの、急峻な岩場をめぐらせ、登山標識はもちろん登山道もあまり整備されていない山々です。交通の便が良くないこともあって、そのアプローチもなかなか難しい山が多いと言ます。

そのような山の中にあって、一般のガイドブックにも紹介されている稲含山。下仁田方面や那須の集落からのアプローチではそれなりの行程になりますが、山麓の神ノ池園地からでは気軽なハイキングの山です。

山行の記録

 神ノ池園地〜秋畑稲包神社

神ノ池園地の道端にはすでに数台の車が停まっていました。時計はすでに11時半、上州の山へのアプローチはかなり時間のかかるものです。

稲含山の山頂から眺める赤久縄山

登山道は唐松の林の中を緩やかに登りはじめます。しばらく登ったところが一ノ鳥居。右手の道は赤鳥居を経て山頂へ向かう道。左手の道は秋畑稲含神社を経て山頂へ向かう道です。今日はは左手の道を登ることにします。

なだらかな登山道をしばらく進むと夫婦ケヤキへの分岐点。ここからは本格的な山道となり、徐々に傾斜も増してきます。しばらく登ったところは神ノ水と言われる水場です。朽ちた竹の樋を通して沢の水が引かれていました。二ノ鳥居からは益々きつくなった登りに息を切らせながら急坂を登っていきます。やがて朽ちた石段を登ると、杉の巨木の中に建つ秋畑稲包神社にたどり着きました。

養蚕と五穀の守り神として多くの信仰を集めている豊稲田姫を祭るこの神社は530年頃の創建。神社の歴史を伝える説明文には、豊稲田姫が苦労して天竺から稲の種子を口に含み持ち帰ったとか。山麓には手水場、桑ノ木沢、神池の手水場など養蚕にまつわる地名も多く残っていると言います。

 秋畑稲包神社〜稲含山

稲含山〜赤鳥居〜神ノ池園地

秋畑稲包神社からは急な斜面を巻くように丸太の階段を登っていきます。稜線にたどり着くと、赤鳥居から登ってくる登山道に出会いました。山頂の北斜面を回り込むように続く登山道は所々に残雪の残る山道に変わります。しばらく登ると下仁田稲含神社です。ここから痩せた尾根道をひと登りすると広く開けた稲含山の山頂にたどり着きました。

強い風が吹き抜ける山頂からは、春霞に覆われているものの素晴らしい展望を楽しむことができます。正面には東御荷鉾山から西御荷鉾山、赤久縄山へと続く稜線。振り返ると春霞みの中に溶け込むような浅間山と榛名山。ひと目でそれと判る荒船山の艫岩。その右手には妙義山が恐竜の背のような岩峰を連ねていました。

 稲含山〜赤鳥居〜神ノ池園地

山頂での展望を楽しんだ後、ひとまず下仁田稲含神社へ。秋畑稲含神社と似たような造りをしていますが、このような山頂の近くに二つの神殿があるのはどのような理由なのでしょうか。

下山道は分岐点から道を左に折れ、赤鳥居を回っていくことにします。杉林の中を下っていく道は思いのほか急な登山道。よく整備されている坂道には丸太の階段が続いています。しばらく下って行くと赤鳥居です。左手には下仁田へと続く舗装道路道が続いています。ここから右手の杉林の中をしばらく下ると、先ほど登り始めた一ノ鳥居の前にたどり着きました。

Panorama
稲含山山頂から眺める浅間山と妙義山 (カシミールで)
山で出会った花たち

稲含山はまだ春の芽吹きも始まっていません。しかし山麓には着実に春の気配が近づいているようで、芽ぶきの始まっていない雑木林の中もキブシの黄色い花房が春の日を浴びていました。

山麓に咲いていたキブシの花
山麓に咲いていたキブシの花
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TAG:西上州
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