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あの頂を越えて

山行記録

~山頂からの展望、出会った花などの記録~

あの頂を越えて

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~山行記録:山頂の展望、出会った花~

 畦ヶ丸〜西丹沢の奥に位置する小さな頂〜 


標高
畦ヶ丸 1,292.6m
山域
中央線沿線
登山日
1990年6月3日(日)
歩行時間
上り3:05、下り1:40、合計4:45
歩行距離
8.8km
標高差
747m
累積標高差
820m、-916m
登山口
mapon西丹沢
交通機関
 小田急線新松田駅、 富士急バス
登山コース
西丹沢バス停 −0:25→ 丹沢自然教室 −0:40→ 下棚 −0:20→ 本棚 −0:55→ 善六のタワ −0:45→ 畦ヶ丸 −0:05→ 畦ヶ丸避難小屋 −1:35→ 大滝橋バス停
コースmap
畦ヶ丸 登山コース
畦ヶ丸 登山コース
 

西丹沢の山の中では比較的交通の便が良い畦ヶ丸は、東京から日帰りのできる数少ない山の一つです。西丹沢の最深部に近くに位置し、深い沢とブナの原生林をたどる登山道は登る人も少なく、変化の多い静かな山歩きが楽しめる山です。

小田急の急行電車で新松田へ。早朝にもかかわらずリックサックを背負った丹沢への登山パーティ、サーフボートを持った若者、釣り具を持った釣人などで座席はほぼ満席です。たどりついた新松田駅から西丹沢行きの富士急臨時バスで凡そ1時間。箒杉(ほうきすぎ)と呼ばれる杉の大木のある、西丹沢のバス停にたどり着きました。

山行の記録

 西丹沢バス停〜下棚〜本棚

涼しげな飛沫を上げる本棚ノ滝

ここからは中川右岸の車道を、西丹沢自然教室のある畦ヶ丸登山口まで約30分の車道歩きです。右手には檜洞丸への登山道、左手には箒沢権現山を眺めながら舗装道路を歩いて行きます。川原にはバンガローが建ち並び、前日からキャンプをしたのか、たくさんの家族連れが水遊びに興じていました。たどり着いた西丹沢自然教室は小さな建物で、西丹沢の自然を紹介するパネルや地形の模型が展示されています。目指す登山道は自然教室から中川を渡ったところにあります。

ここから登山道は西沢をたどって行きます。大小3つの堰提を越えると、登山道は石の多い川原の中に付けられた沢道となり、飛び石、丸木橋を頼りに沢を登っていきます。やがて左手に権現山への登山道。さらにしばらく登ると下棚沢への分岐点です。ここから左手の沢に入ると、沢の奥に落差40mほどの下棚ノ滝が懸かっています。急な岩壁に白い飛沫を上げながら落ちる滝は、しばし暑さを忘れさせてくれます。

下棚ノ滝からは、分岐点に戻りしばらく登ると本棚沢への分岐点です。沢沿いにしばらく進と本棚ノ滝が現われます。落差50mほどの水量豊かな本棚と、水量は少ないが落差80mほどの涸棚ノ滝が向かい合っています。あたりは滝壷から舞い上がる水煙でヒヤリと冷たいくらいです。

 善六ノダワ〜畦ヶ丸

6段になって落ちる涸棚ノ滝は落差80m

本棚ノ滝を後に、登山道は沢を離れ尾根の登に取り付きます。植林帯の中をしばらく登ると、左手の視界が開け権現山がその姿を表わしてくれます。さらにしばらく登るとベンチのあるカヤトの尾根の上に出ました。ベンチには親子連れでしょうか、男性2人のパーティが休んでいます。この山には草むらから這い出してくるトカゲがかなり目立ちます。また毒々しい色をした蛇が木の枝にトグロを巻いています。人が入っていないせいでしょうが、あまり気持ちのよいものではありません。登山道は一度涸沢に降り、右手のガレ場から小尾根を登ると善六ノダワにたどり着きます。檜洞丸方面の視界が開けますが今日は霞んで展望は期待できません。

善六ノダワから、最後の登りを詰めると畦ヶ丸の山頂にたどり着きました。木の生い茂った山頂には登山道改修記念のケルンが建っているだけ。ここからの展望は全く望めません。山頂を下り登り返したところが城ヶ尾峠への分岐点です。右に分かれる道はモロクボ沢ノ頭を通り菰釣山、加入道山、道志村へと向かう道と言います。ここにはベンチと避難小屋が建っています。ここでコッヘルを出して昼食としました。

 畦ヶ丸〜大滝橋バス停

昼食の後、大滝橋に向かい下山することとします。最初は風化した花崗岩のかなり急な下り坂が続きますが、次第に心地よい尾根道をたどる下山道になります。しばらく下ったところが大滝峠上。直進する道は大滝峠から信玄平、城ヶ尾峠に向かう道と言いますが、崩壊箇所が多く現在は通行禁止とか。

ここからは道を左にとり、ステタロー沢に向かい下って行きます。途中には桟道もありますが心地よい下りです。ステタロー沢からは沢の中を下る道となります。何度か飛び石や丸木橋で沢を渡り返すうちに鬼石沢の避難小屋の前に出ました。帰りのバスの時間を気にしながら、なおも沢道を下っていくとやがて沢幅も広くなり、大滝沢の林道に飛び出します。やがて檜洞丸の大きな山並みが正面に見えてくると大滝橋のバス停です。運良く新松田行きの臨時バスに橋の上に停車していました。

山で出会った花たち

この時期の丹沢はすでに春の花も咲き終わり、花に恵まれない時期を迎えています。畦ヶ丸の山頂付近の尾根道に咲くというシロヤシオツツジやミツバツツジもすでに花の時期を過ぎていました。今はツクバネウツギが登山道に彩りを沿えているだけです。

コンロンソウ?(本棚沢)
ツクバネウツギ
写真をクリックすると大きな写真を表示します。
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TAG:西丹沢
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