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あの頂を越えて

山行記録

~山頂からの展望、出会った花などの記録~

あの頂を越えて

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~山行記録:山頂の展望、出会った花~

 扇山・権現山〜ハイカーでにぎわう扇山から静かな権現山へ〜 


標高
扇山 1,137.8m、権現山 1,311.9m
山域
中央線沿線
登山日
1990年5月27日(日)
歩行時間
合計 6:07
歩行距離
14.8km
標高差
996m
累積標高差
1,410m、-1,393m
登山口
mapon鳥沢駅
交通機関
 JR中央本線笹子駅
登山コース
鳥沢駅 −0:50→ 梨の木平 −1:02→ 扇山 −0:45→ 淺川峠 −1:05→ 権現山 −2:25→ 不老下バス停
コースmap
扇山・権現山 登山コース
扇山・権現山 登山コース
 

扇山は中央自動車道の談合坂サービスエリアの目の前に頭を持ち上げる山です。その名のとおり扇の形をした山で、広い山頂はいつもたくさんの登山者で賑わっています。これから続く権現山は山頂直下に祀られた大ムレ権現の名に由来する山で、扇山と対照的に入山者も少なく静かな山歩きができる山と言います。

山行の記録

 鳥沢駅〜扇山

扇山の山頂からは丹沢の山々が一望できます

中央線の鳥沢駅前の国道を横切り、人家の中を扇山へ向かいます。やがて人家を離れると右手に大月カントリークラブの林間コース。ゴルフ場に添った林道を登山口のある梨の木平に向かって登って行きます。林道を歩き続けることおよそ30分。ようやく左手の林の中に梨の木平の休憩場が現われました。

梨の木平からは、暗い杉林の中をジグザクにたどる登山道が始まります。途中には小さな山ノ神の社や大きな杉の下から湧き水が流れ出る水呑杉。ジグザグに登りを繰り返すとやがて両側の木々も明るい雑木林に代わり、頂上から続く尾根筋に飛び出しました。

ここから目指す扇山の山頂までは一投足です。山頂は広く開けた草原の広場。すでに数組みのパーティが昼食の準備を始めています。まだ時間もかなり早いようですが、我々もここで昼食としました。山頂は南側と東側が大きく開けていますが、木が生い茂っているため見晴らしは良いとは言えません。山麓では見えていた富士山もその山頂を夏雲が覆いはじめていました。

昼食の間にも、たくさんのパーティが山頂にやってきました。中には貸し切りバスで登って来たと言う山岳同好会の団体が40名ほど。山頂は何処かの行楽地のような賑わいです。我々は早々に権現山へと向かうことにします。

 淺川峠〜権現山

権現山の登山道から眺める三頭山と笹尾根

権現山への登山道はあまり人が踏み込んでいないようで、山頂の分岐点には指導標も建っていません。かすかな踏み跡をたどる尾根道は浅川峠へと下ってい行きます。明るい雑木林をたどる尾根道は左右の小枝が若干うるさいものの気持ちの良い下り坂です。しばらく下った小さなコブが曽倉山。木々の間越しにこれから登る権現山の大きな山肌、左手には滝子山の三角形の山頂とこれから続く小金沢の山々、その奥に遥かに霞むのは大菩薩嶺でしょうか。しばらく下った鞍部が浅川峠です。

淺川峠からは雑木林の中をたどる急な登りに息を切らせながら、権現山を目指して登って行きます。かすかな踏み跡には落ち葉が厚く積もり、ややもすると道を外しそうになります。1,200mを超えるとようやく道も緩やかとなり、やがて権現山と麻生山を結ぶ尾根上の分岐点に飛び出しました。この分岐点には指道標もなく逆方向からの縦走では見落としてしまいそうです。ここから権現山の山頂へはひと登りです。

たどり着いた権現山の小さな山頂には二等三角点が一つポツンと建っています。山頂からは南側と北東側がわずかに開け、南側の木々の間には扇山と浅川峠。北側には奥多摩の山並が広がっていました。

 不老下バス停〜四方津駅

小休止の後、四方津駅に向かい下ることにします。権現山からの下山コースには、用竹を経て上野原に下るコース、和見川沿いに和見入り口に下るコース、不老山を経て不老下または野田尻に下るコース、棚頭に下るコースと色々なコースがあると言います。今回は不老下に下り、ここから四方津駅に戻ることにします。

山頂直下には、権現山の名に由来する大ムレ権現の大きな社が建っています。毎年5月上旬には和見の村人が祭礼をするとか。ここからはのびやかな雑木林の尾根道をたどる下りです。しばらく下ると左手が広く開け、三頭山をはじめとする奥多摩の山々が広がっています。展望を楽しみながらしばらく進んだところが和見分岐点。用竹に下る道を左に分け暗い林の中を下って行きます。しばらく下ったとこるが和見への分岐点。古びた指道標が一つ建っています。道を左に分けると和見、まっすぐ進むと棚頭に下ると言います。我々は棚頭への道をとることとしました。

ここからはかすかな踏み跡をたどる道です。クマザザや小枝が道に覆いかぶさり、かなり荒れた道です。しばらく辛い下りを下ってきましたが、なかなか不老山への分岐は現われません。おそらく分岐点を見落としたようです。しばらく植林帯の中の急な下りに悩まされながら、扇山との間の沢に向かって下って行きます。ようやく下った沢には朽ち落ちた橋がありました。おそらく昔は登山道であったでしょうが、今は廃道となっているようです。

ここからは舗装道路をたどり不老下に向かうこととします。途中出会った民家のお婆さんの話では「先程の道は時々人が下りてくることがある。今年に入ってからも数人が下りてきた・・・」と言いました。不老下のバス停までは仲間川に添っておよそ1時間。不老下のバス停から17時発の四方津駅経由の上野原駅行きのバスが出ると言います。

山で出会った花たち

扇山、権現山は標高が低いためか、あまり目立った花は咲いていません。扇山に向かう途中、民家の石垣にユキノシタが白い花を付けていた。扇山への登山道には、マムシグサやチゴユリが花を付けていました。登山道の側で見つけて花はジュウニヒトエでしょうか。権現山の稜線には、まだスミレが咲いていました。

ユキノシタ
ジュウニヒトエ?
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