安土桃山時代、池上本門寺第12代貫主である日惺上人により馬喰町に創建されました。たびたび火災に見舞われ寛政5年(1793年)に現在地へ移転しました。
本尊の毘沙門天は江戸時代より「神楽坂の毘沙門さま」として信仰を集め、芝正伝寺・浅草正法寺とともに江戸三毘沙門と呼ばれました。現在は新宿山ノ手七福神の一つに数えられています。
本堂の石段には狛犬ではなく狛虎が祀られています。また境内には水掛不動尊もありました。水掛地蔵や水掛観音はよく見かけますが水掛不動尊はあまり見かけないようです。
たくさんのお店が建ち並ぶ神楽坂の途中にあるお寺はたくさんの観光客で賑わっていました。